| A そのハチマル… |
| そこで出会ったランドクルーザーは、俗に言う「ハチマル」と呼ばれるデカイ奴。 H8年11月初年度登録。走行距離は6万キロを越えていた。 車両形式は、HDJ81V-RNPGW HD : 1HD-T 4.2Lディーゼルターボ J : トヨタ ランドクルーザー 81 : 1HZ/1HD-T/1HD-FTエンジン搭載車 V−R : ランドクルーザーバン N : 上下開きドア P : 4速A/Tフロアシフト G : VXリミテッド (1992年8月〜) W: ディーゼル多弁ターボチャージャー付 (後期型〜) 色は、マウンテンミストトーニングという、当時のオプションカラー。(ダークグリーンマイカとグレーメタリックの2トーン) 「ハチマル」は、1989年10月〜1998年1月までの約9年間が製造期間。僕の目の前にある「ハチマル」は、後期U型と呼ばれる、「ハチマル」の最終モデルなのであった。 「ハチマル」を手にするなら、最終型のVXリミテッドバンが良いと思っていた。というのも、「ハチマル」が発売されなくなってから、もはや5年以上の歳月が流れていて、最終型でないと、乗るのがつらいだろうという考え方からだった。つらいというのは、中古車としての内容からなのである。「ハチマル」の中古車は、結構出まわっている。で、値段に相当のばらつきがあるのである。89年式から98年式まであるのだから、当然のことなのではあるが、この発売期間9年間で、4回のマイナーチェンジが行なわれているんだけど、普通の人が見たのでは、余り違いを感じられないのである。というのも、デカールレベルでしか外観上の違いが解からないからなのである。そう、古いか新しいか普通の人は気が付かない。これは、RVの良いところであって、悪いところでもある。普通車では、9年間モデルチェンジが無いことは考えられないし、マイナーチェンジでも、無理やりライト周り等の意匠を代えてきて、何とか新鮮味を出そうとする。 RVのメリットである外観上の違いの無さに流されて、安きに流されては行けないと、心に思っていたのだ。値段で車を決めたくない的な拘りとでも言おうか、一般的な中古車のバロメーターである走行距離だけではない拘りを持とうと思っていたのかもしれない。 それは、逆に言えば、「ハチマル」であればなんでも同じというのとは、ちと訳が違うんだよ的なプライドでもあった。 しかし、中古車で6万キロ。そう簡単に飛びつける品物ではない。(4万キロだったら飛びついたかもしれないんだけどね) ましてや、軽い気持ちで車屋にカタログを貰いに来ただけである。簡単に、落ちる気は無かったし、本当に車を買い換えるのかすら、決まってはいなかった。 でも、間近で見た「そのハチマル」は、僕が「ハチマル」を買うなら・・・の条件にかなり近いものであった。 |
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