書評データベース(2002年度2月分)

 

■2002年2月に掲示板にて紹介された本■

 牙のある鳩のごとく            香住 泰      角川春樹事務所
 僕は結婚しない              石原慎太郎     文藝春秋
 異邦人                   西澤保彦      文藝春秋
 ささらさや                  加納朋子      幻冬舎
 スキャンダルを追え!           西岡研介      講談社
 ワイドショーに弁護士が出演する理由  小池振一郎    平凡社新書
 朝倉恭介 Cの福音・完結篇       楡 周平       宝島社
 ネット・トラブル               野沢裕/加藤麻樹  NCコミュニケーション
 競馬名勝負の裏バトル                       洋泉社
 竹中平蔵の「日本が生きる」経済学   竹中平蔵       ぎょうせい
 鹹湖(かんこ)                 鳴海 章       集英社
 スクリーミング・ブルー           藤木 稟        集英社
 何だかんだと                ナンシー関      世界文化社
 「あの馬は今?」ガイド〈2001‐2002>               流星社
 肩ごしの恋人                唯川 恵       マガジンハウス
 パートタイム・パートナー          平 安寿子      光文社
 実録!ムショ行き                           宝島社
 内田春菊の悪女な奥さん         内田春菊        メディアファクトリー
 いやでも楽しめる算数           清水義範/西原理恵子 講談社
 九つの殺人メルヘン            鯨 統一郎       光文社
 ふたたびの虹                柴田よしき       祥伝社
 審査せず --溶解する損保--      伊野上裕伸      文藝春秋
 未来形J                   大沢在昌       角川文庫
 口笛吹きながら               野平祐二       流星社
 安ければ、それでいいのか!?       山下惣一・編著    コモンズ
 爆笑問題のザ・コラム           爆笑問題        講談社
 eメールの達人になる            村上 龍        集英社新書
 お笑い日本の防衛戦略          テリー伊藤/青山繁晴 飛鳥新社
 凶悪テロ防衛マニュアル         毛利元貞         青春出版社

【あ行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】ミステリー
【著書名】 異邦人
【著者名】 西澤保彦
【出版社】 文藝春秋
【初 刊】 2001年10月10日
【金 額】 1600円+税
【カバー文】飛行機で帰郷中、23年前にタイムスリップした「わたし」。しかも
      父が殺され、迷宮入りとなる事件の起こる数日前に。ならば父を救う
      ことができるのか? 驚愕の真相がたち上がるミステリー。
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 故郷に帰省するため、羽田からの飛行機で飛び立った大学助教授の永広影二。し
かし何時の間にかタイムスリップをし、23年前の父親の殺された3日前に舞い戻
り、姉の恋人季里子に依って父の殺人事件の真実を知りそれを防ぐ、元の時代に戻
った彼を待っていたものは……。
 物語は主人公がタイムスリップし、23年前に殺害された父親を救うというミス
テリー。また女性しか愛することができない姉とその姉の恋人の季里子との関係な
ど、物語を面白くさせていますが、正直ラストには物足りなさを覚えました。タイ
ムスリップをして、父親の事件の真相を探るというのはSFミステリーとして興味
がありましたが、事件の真相も驚くものでもありませんでしたし、特にミステリー
部分でもう少し凝った展開であれば良かったものと思えます。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】小説
【著書名】 朝倉恭介 Cの福音・完結篇
【著者名】 楡 周平
【出版社】 宝島社
【初 刊】 2001年3月16日
【金 額】 1429円+税
【カバー文】コンピュータ・ネットワークによって完璧なコカイン密輸システムを
      作り上げた悪の天才・朝倉恭介。彼の前に、宿命の好敵手・川瀬雅彦
      が立ちはだかる。手持ちの弾丸も尽きた今、恭介は生き延びることが
      できるか。壮大な連作シリーズ完結篇。
【満足度】 ★★☆
End------------------------------------------------
 以前にNONちゃんが紹介していたはずなので細かなあらすじは省略しますが、
。「Cの福音」、「猛禽の宴」、「ターゲット」に登場した朝倉恭介と、「クーデ
ター」、「クラッシュ」に登場する、正義感の塊のジャーナリスト・川瀬雅彦が完
結篇である本書でいよいよ対決する。常に組織と戦ってきた恭介。知力も体力もお
金もあるが、味方はいない。川瀬はフリーのジャーナリストで、背後に新聞社がつ
いている。恭介を追っているのはいずれも巨大な組織。本作では、恭介の孤独感が
浮き彫りにされ、より人間くさい部分がちらりと顔を出す。そして、それが恭介を
追い詰めていく。
 作品としては、これで完結というのは残念だし、過去の5作からの複線を巧く活
かしている展開でもありましたが、強引に話を展開しすぎる感がある一方で、冗長
さを感じる部分もあり、これまでのシリーズ5作が非常に良かっただけに、正直物
足りなさを読後に感じ、残念でした。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】競馬
【著書名】 「あの馬は今?」ガイド〈2001‐2002>
【出版社】 流星社
【初 刊】 2001年7月14日
【金 額】 1500円+税
【満足度】 ★☆
End------------------------------------------------
 本書は中央競馬の現役を引退した馬が今はどこにいるのかという競馬ガイド。知
人の牧場が取り上げられているので図書館から借りて読みましたが、特別目新しい
ような話題があるというわけでもなく、知っている話ばかりだったので新鮮さは全
くといっていいほどありませんでした。暇つぶしにはなりましたが、特別読まなく
ても良かった内容でした。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】コミック&エッセイ
【著書名】 内田春菊の悪女な奥さん
【著者名】 内田春菊
【出版社】 メディアファクトリー
【初 刊】 1995年3月30日
【金 額】 971円+税
【カバー文】食事は妻が作るもの? 嫁ってなんだろう? 夜の夫婦生活……。女
      のコの結婚観、男性の望む妻のあり方に一石を投じる「野放し主婦」
      内田春菊の痛快コミックエッセイ。オールカラー。
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
 本書は「とらばーゆ」に連載されていたコミックエッセイで、悪妻をテーマにし
たもの。夫婦生活でも夜の生活も含めて本音で書かれており、更にオールカラーの
コミックとなっているので読みやすさと分かりやすさを実感します。納得するとこ
ろも多く、特に結婚前の男女が読むと参考にできるようにも思います。家事分担の
バランス、嫁舅問題、夫婦ゲンカと仲直り……など、楽しみながら読めます。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】エッセイ
【著書名】 いやでも楽しめる算数
【著者名】 清水義範/西原理恵子
【出版社】 講談社
【初 刊】 2001年8月20日
【金 額】 1600円+税
【カバー文】これでどうだっ。「算数をめぐってハカセとサイバラがバトルを展開。
      異色爆笑知的入門エッセイ。「理科」「社会」に続く爆笑コンビシリ
      ーズ。算数にまつわる面白話に、多くの読者の苦手だった記憶が消え
      るどころかますます悪夢となっていく過程がサイバラの猛毒マンガと
      共に楽しめる、シリーズ最高の激しさ。
【満足度】 ★★
End------------------------------------------------
 本書は、1から10までを足すと何故55になるのか、円の面積は何故πr2で表
されるのかなど覚えにくかった公式が分かりやすく簡単かつ見事に解き明かされる
のは、確かに一種爽快感があり、一読の価値がある本といえるのかもしれません。
ただし説明臭い内容を説明臭い文で書かれ、その説明臭さが鼻につくというか、元
々算数はあまり好きではなかっただけに、分かりやすさはあったものの面白さは感
じられませんでした。内容よりも西原理恵子のイラストの方がずっと面白く、内容
でももっと楽しませてほしかったです。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】メール
【著書名】 eメールの達人になる
【著者名】 村上 龍
【出版社】 集英社新書
【初 刊】 2001年11月21日
【金 額】 660円+税
【カバー文】この本は、インターネット草創期から電子メールを使い、今ではメー
      ルマガジンも主宰している作家の村上龍氏が、メールの書き方の上達
      方法をまとめたもの。
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 本書は、作家・村上龍によって書かれた実践的な電子メール読本。敬語がはらむ
問題点の指摘に始まり、件名のつけ方のポイント、本文を書くための技術、指示や
依頼をするときのコツ、箇条書きの効用、返信メールの書き方、記号や罫線の活用
法、メーリングリストでの注意点など、実例を示しながらの解説はわかりやすく説
得力があります。「eメール実例篇」と題された最終章では、友人や関係者との間
に交わされたメールがコメントとともに示され、具体例として参考になるだけでな
く、電子メールを通した作家の日常を垣間見ることができ興味深かったです。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】対談
【著書名】 お笑い日本の防衛戦略 --テロ対策機密情報--
【著者名】 テリー伊藤/青山繁晴
【出版社】 飛鳥新社
【初 刊】 2001年11月6日
【金 額】 1300円+税
【カバー文】テロに弱い原発、戦えない自衛隊、守ってくれない米軍……。まだこ
      の国に住む覚悟がありますか? テリー伊藤が、戦略アナリスト青山
      繁晴と対談。米国テロ後の日本人の生き方といのちの問題に真正面か
      ら取り組む。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
 本書はカバー文にもあるように、テリー伊藤と戦略アナリストである青山繁晴と
の対談集。その対談ですが、非常に中身が濃く、米国同時多発テロへの報復に協力
を申し出た日本の問題点を指摘し、軍事同盟国としての再報復への対策はどうなの
か。「ピザの出前が中央制御室に出入りする原発」とは、正に笑える話ではない。
交戦権を放棄した憲法下にある自衛隊は、テロにどう対抗できるのだろう。戦略ア
ナリスト、青山氏が舌鋒鋭く警告し、現状の背景を知れば知るほど、国民一人一人
の危機意識がなければ、本当に何も変わらないのだと痛感します。

【か行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】ミステリー
【著書名】 牙のある鳩のごとく
【著者名】 香住 泰
【出版社】 角川春樹事務所(HARUKI NOVELS)
【初 刊】 2001年10月8日
【金 額】 952円+税
【カバー文】在阪準大手ディベロッパーに勤務する佐尻貞司は、ある日中之島公園
      で男に絡まれていた女性ナミを救い出した。ナミは生きていれば自分
      の娘ほどの年頃であった。行く所がないという彼女を居候させた佐尻
      だったが、突然妻佳枝が倒れた。病名は稀発性肥大型心筋症、心臓移
      植しか手のない難病である。佐尻は会社に治療費捻出の融資を申し込
      むが、逆に解雇に近い依願退職を宣告されてしまう。治療費のあてが
      なくなった佐尻は、サウナで知り合った男から押し付けられたビデオ
      テープを利用することを思いつく。愛する妻のため、佐尻とナミはあ
      る計画を実行する。書き下ろし傑作長編ミステリー。
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
 妻の佳枝が倒れ、佐尻は会社に治療費捻出の融資を申し込むが、逆に依頼退職を
宣告されてしまう。治療費のため、佐尻はサウナで知り合った男から押しつけられ
たビデオを利用することにしたのだが……。さえない男のラストギャンブルの行方
は? 物語では首相のスキャンダルが映されたビテオテープを元に、政府から2億
円を強奪しようとする展開も織り込まれ、中々面白い展開となっています。最後で
主人公の妻の病態がわからないまま終わっていたのは中途半端でしたが、登場人物
それぞれの立場も後半になるにつれて面白みを増しており、事件の鍵を握るナミの
正体も意外性があり良かったです。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】競馬
【著書名】 競馬名勝負の裏バトル
【出版社】 洋泉社(ムックY013)
【初 刊】 2001年10月8日
【金 額】 1200円+税
【カバー文】最強馬をめぐる泣き笑い、因縁が交錯するライバル対決、いつもそこ
      には人間達の心の戦いがあった。数々の名勝負、事件、噂を関係当事
      者に突撃取材。
【満足度】 ★☆
End------------------------------------------------
 「裏バトル」というタイトルに惹かれて読みましたが、様々な競馬の世界の名勝
負が取り上げられているものの、裏バトルというには物足りない内容です。騎手・
調教師へのインタビューなどが多く載っているものの、核心部分で触れられていな
いところも多く、読んでいても消化不良を感じましたし、生産者や馬主サイドの裏
バトルを取り上げてほしかったです。裏バトルというからにはもっと過激で、スポ
ーツ紙などには絶対書けない内容を期待していたのですが、まとまりすぎているよ
うに感じました。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】小説
【著書名】 鹹湖(かんこ)
【著者名】 鳴海 章
【出版社】 集英社
【初 刊】 1998年12月21日
【金 額】 2000円+税
【カバー文】東京の片隅でボロ切れのように殺されたホテトル嬢の昼の顔は、エリ
      ートの女性銀行員だった。新聞記者・上沢は事件の鍵を執拗に追いか
      ける。そして、たどりついた真実とは? 人生のしお辛さを描いたミ
      ステリ。
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 大久保のホテル街、雑居ビルで女の死体が発見された。管理職を務める身であり
ながら、ホテトル嬢をしていたという。妻との関係や職場の問題など、中年の悲哀
にみちた日々を過ごしていた新聞記者・上沢広之は、事件に興味をひかれてゆくが
……。
 物語は東電OL事件を元にして描かれたと思える作品ですが、事件を追いかける
新聞記者を主人公に、事件と平行して主人公に降り掛かる出来事が描かれています。
サブタイトルに「彼女が殺された街」とあるのですが、その舞台である新宿・大久
保を活かした描写が少なかったのは残念でしたが、人間模様の真実に迫る内容はそ
れなりの面白さがありました。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】小説
【著書名】 肩ごしの恋人
【著者名】 唯川 恵
【出版社】 マガジンハウス
【初 刊】 2001年9月20日
【金 額】 1400円+税
【カバー文】気に入ってしまいそうなものを見つけた時、必ずいちゃもんをつけた
      がる、萌。私を好きにならない男がこの世にいるなんて、どうしても
      信じられない、るり子。きっとあなたの中にいる、ふたりの女の恋の
      物語。
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 物語は、三度目の結婚をしたばかりのるり子と、まだ一度も結婚していない萌の
2人が主人公。るり子は、美人で気紛れで自惚れ屋と、男性には好かれるが同性に
は嫌われる女。男であろうがなんだろうが、欲しいものは欲しいと表現し、手に入
れるなりアッという間に冷めてしまう。一方の萌は一度も結婚しておらず、かつて
の恋人を幼馴染みのるり子にも奪われてしまい、仕事に情熱を燃やすタイプ。その
萌がひょんなことから会社のバイトの子と一夜を過ごしてしまい、それが15歳と
判明。おまけにるり子の元の彼である柿元とは不倫と忙しい日常を送っていたのだ
が、るり子は3度目の離婚をし、柿元は妻が家を出ていってしまう。更に自らの職
場を辞めることにもなり、環境が目まぐるしく動いていく……。
 その物語では、近親相姦、不倫、離婚騒動などドロドロした内容の割にはすっき
りした切れの良い作品で、非常に読みやすかったです。登場人物でも柿本の高校の
同級生でゲイバーのママ文ちゃんや家出中の15歳の崇など存在感のある魅力的な
登場人物が出てくるのだが、読んでいて主人公でもあるるり子の態度は腹立たしく
思え、著者もそういう存在としたのだろうが、どうも読んでいてイライラしてくる
点があったのが残念です。それでも女性が本書を読んでどんな感想を抱くのか知り
たいようにも思いますし、特に女性にはお勧めできる作品とは思います。でもこれ
が直木賞受賞作というのは、個人的には納得いかないです。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】連作短編ミステリー
【著書名】 九つの殺人メルヘン
【著者名】 鯨 統一郎
【出版社】 光文社(KAPPA NOVELS)
【初 刊】 2001年6月25日
【金 額】 838円+税
【カバー文】彼女がグラスの日本酒を呷ると、確実なはずのアリバイが崩れ出す。
      グリム童話の新解釈になぞらえて、解き明かされる事件の真相とは!?
      渋谷区にある日本酒バー"森へ抜ける道"を舞台に、店の常連の工藤と
      山内、マスターの"厄年トリオ"と、日本酒好きの女子大生・桜川東子
      が推理する、九つの難事件。興趣あふれる珠玉の本格推理傑作集。
【満足度】 ★★
End------------------------------------------------
 本書は、日本酒バー「森へ抜ける道」を舞台に、店の常連の工藤・山内とマスタ
ー、日本酒好きの女子大生・桜川東子が挑む9つの難事件を描いたミステリー。日
本酒を飲むごとに冴えわたる東子の名推理が冴え、グリム童話の新解釈になぞられ
て事件が解明される本格推理集。
 その物語ですが、ミステリーの形態を取っていて、グリム童話にちなんだ事柄か
ら解決へと結んでいます。そのアイディア自体は面白いのですが、作品としてはイ
マイチの感という印象でした。本作品中に様々な所で他の有名作品の様々な暗喩と
思われるものや、様々な事項に関する蘊蓄が語られます。それら全部が理解できて
いればより楽しめたかも知れず、またそれらをすべてを知らなかったためでしょう
が、あまり面白くないと感じられました。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】競馬エッセイ
【著書名】 口笛吹きながら
【著者名】 野平祐二
【出版社】 流星社
【初 刊】 2001年11月12日
【金 額】 1900円+税
【カバー文】『週刊Gallop』連載のエッセイ「口笛吹きながら・祐ちゃんの
      競馬徒然草」をすべて収録。平成13年8月に逝去した著者の遺稿集。
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 著者はかつての名騎手であり、名調教師。騎手としてスピードシンボリで海外レ
ースに参戦し、調教師としては名馬シンボリルドルフを育てと、“ミスター競馬”
と呼ばれた著者ですが、残念ながら昨年逝去。その著者が競馬雑誌に連載していた
エッセイをまとめたのが本書。競馬に対する熱い想いが文章からヒシヒシと伝わり、
特に地方競馬の廃止問題や中小の生産牧場に対する考えは、競馬ファンならば胸を
打つことでしょう。改めて著者の冥福を祈ると共に、単なるギャンブルとしての競
馬を“ファンに魅せる競馬”にすべく活躍された著者の偉大さを感じさせられた1
冊です。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】防衛
【著書名】 凶悪テロ防衛マニュアル
【著者名】 毛利元貞
【出版社】 青春出版社
【初 刊】 2001年11月15日
【金 額】 850円+税
【カバー文】凶悪なテロ犯罪がかつてなく身近に迫っている現代。テロリズムの実
      態と防衛策を解説した、現代サバイバルの必読書。98年同文書院刊
      「図解凶悪犯罪防御マニュアル」の改題改訂。
【満足度】 ★★☆
End------------------------------------------------
 著者はダライ・ラマ14世を警護し、米国警察対テロ部隊「SWAT」の訓練指
導した経歴があり、その著者が凶悪テロ防衛についての急所を解説しているのが本
書。その本書では「国際型テロ」「凶悪犯罪型テロ」「個人襲撃型テロ」と大きく
3つに分けており、世界的なテロから、ストーカー問題などの個人的問題まで幅広
く取り上げています。実際我々に役立つマニュアルというよりも、テロ事件につい
ての知識が多く書かれているだけに、あまりマニュアル本としての役目はないよう
に思いますが、対処法などイラスト入りで書かれているため、読みやすい内容にな
っています。

【さ行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】連作ミステリー
【著書名】 ささらさや
【著者名】 加納朋子
【出版社】 幻冬舎
【初 刊】 2001年10月10日
【金 額】 1600円+税
【カバー文】夫を突然の事故で失ったサヤは残された赤ちゃんのユウ坊と「佐々良」
      という街へ移住。不思議な事件が起こる度に亡夫が他人の姿を借りて
      現れる。だが、亡夫の家族がユウ坊を引き取りたいと圧力をかけてく
      る。そしてユウ坊が……。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
 物語は、夫を突然の事故で失ったサヤは残された赤ちゃんのユウ坊とふたりで
「佐々良」という街へ移住する。そこでは数々の不思議な事件がサヤの身にふりか
かる。けれどその度に亡くなった夫が他人の姿を借りて助けに来てくれるのだ。ま
た久代、夏、珠子という三人のお婆さんや、エリカとダイヤ親子という素敵な友だ
ちもできた。しかし、そんなサヤに夫の家族がユウ坊を引き取りたいと圧力をかけ
てくる。そしてユウ坊が誘拐された……。ゴーストになった夫と残された妻・サヤ
が永遠の別れを迎えるまでの切なく愛しい日々を描く長編ミステリ小説。
 大切なサヤとユウ坊を残して死という運命を受け入れるしかないダンサ様、残さ
れた妻をただ見守るしかない彼の気持ちが軽快な文章の中に痛い程伝わってきます。
本当の別れとユウ坊にかけた最後の魔法。彼が幾度となく繰り返す「馬鹿っサヤ」
という言葉が胸にきます。夫に先立たれ、僅か3ヶ月に満たない赤ちゃんと暮らす
ことになったサヤ。しかしそれだけでない苦労が2人に迫ります。ミステリーでは
ありますが、とても切なく愛情を感じる作品です。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】ノンフィクション
【著書名】 スキャンダルを追え!「噂の真相」トップ屋稼業
【著者名】 西岡研介
【出版社】 講談社
【初 刊】 2001年10月31日
【金 額】 1600円+税
【カバー文】仰天スクープはこうして誕生した! 東京高検検事長のクビを取り、
      首相を窮地に追い込んだ、若き「ゲリラ記者」の東奔西走奮戦記。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
 本書は「噂の真相」でトップ屋として活躍した著者が書いたもの。東京高検則定
検事長の女性問題スキャンダルや森元首相の買春疑惑など、取材の奮戦記は勿論の
こと、いかにしてスクープをモノにしたか、その取材の裏にはどんな背景があった
のかを詳しく自らの手記で書いています。神戸新聞社から「噂の真相」へ移った経
緯や、数々の事件取材を通して取材する側の苦労や努力が伝わってきます。著者と
同年代なだけに、興味を持って読みましたが、ネタ探しから取材まで雑誌が出来あ
がるまでの工程など、トップ屋稼業なついて非常に興味深い内容でした。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】ミステリー
【著書名】 スクリーミング・ブルー
【著者名】 藤木 稟
【出版社】 集英社
【初 刊】 2000年8月10日
【金 額】 1800円+税
【カバー文】肌に謎の文様。口からこぼれ出るハイビスカス。それは抜き取られた
      内臓の代わりに詰め込まれたものだった……。沖縄のビーチで次々に
      発見される若い女性の遺体。一連の猟奇殺人に託された恐るべきメッ
      セージとは!?
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
 物語は沖縄を舞台としたホラーミステリー。連続猟奇殺人に託された恐ろしいメ
ッセージ、そして警視庁から派遣されたエリート刑事・久義英一と心理捜査官・夏
目淳子は捜査線上から浮かび上がった火傷の男に辿り着く……。
 連続猟奇殺人事件と捜査する久義と淳子。沖縄独特の世界を作品でも巧く活かし
ていましたし、そして殺人のメッセージと最初から最後まで中々読みごたえのある
ミステリーでもありました。ただ、余分な描写と思えるところも幾つかあり、もう
少しスッキリした展開としても良かったと思えるだけに、評価としては上記としま
したが、ホラーミステリーが好きな人にはお勧めできる内容です。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】レポート
【著書名】 実録!ムショ行き
【出版社】 宝島社(別冊宝島Real 022)
【初 刊】 2001年9月30日
【金 額】 1100円+税
【カバー文】「この世に監獄ほど嫌で、不思議なところはない」 刑務所体験者、
      拘置所在監中の未決囚たちが語った「世にも奇妙な」天然・生搾りの
      獄中ワールド!
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 カバー文にもあるように、刑務所体験者や拘置所在監中の未決囚のレポートをま
とめたものが本書。日本だけでなくコロラドプリズンとの日米刑務所比較や刑務所
の現在など興味深い話も多いですが、特別秘密めいた話はなく、比較的表向きの内
容だっただけに、裏モノ的な内容を期待していたので、多少物足りなさを感じまし
たが、中々知ることのできない刑務所の実態は読んでいてそれなりの面白さがあり
ました。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】サスペンス
【著書名】 審査せず --溶解する損保--
【著者名】 伊野上裕伸
【出版社】 文藝春秋
【初 刊】 2001年10月30日
【金 額】 1714円+税
【カバー文】金融再編に揺れる大手損保。ワンマン経営で知られる豊栄火災に持ち
      込まれた案件に「アフロス」の疑いがもちあがる。腐っていくのは人
      か、組織なのか? ベテラン保険調査員が放つ問題作。
【満足度】 ★★
End------------------------------------------------
 本書は損保を舞台としたサスペンス。著者の作品は幾つか読んできていますが、
同じ損保を描いた作品の「逆転調査」は読みごたえある作品だったので、本書も期
待して読みましたが、特権や権力、そして損保会社の体質は保険調査員だけに細か
く描かれているものの、サスペンスとしては展開が中弛みしているようにも思え、
今一つの印象を受けました。

【た行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】経済
【著書名】 竹中平蔵の「日本が生きる」経済学
【著者名】 竹中平蔵
【出版社】 ぎょうせい
【初 刊】 2001年4月20日
【金 額】 1429円+税
【カバー文】一人ひとりのための経済の教科書。いっしょに考え、いっしょにやっ
      てみよう! 日本経済がよくなるチャンスが見えてくる、竹中大臣の
      日本経済改革宣言。
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
 本書は、構造改革がなぜ必要で、処方箋は何かをわかりやすく説明している。こ
の難局を乗り切るために、専門家任せの財政・経済政策ではなく、国民の色々な層
に耳を傾けながら行動する姿勢に賛同するものは多いように感じました。内容とし
ては、公演録、対談、フォーブス日本版での連載コラムをまとめたものですが、対
談での石原都知事との対談は読みごたえある対談でしたし、多少コラムとして内容
が古いものこそありましたが、全体的にも日本経済の問題解決策を提起していただ
けに、いい勉強にもなりました。

【な行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】インターネット
【著書名】 ネット・トラブル
【著者名】 野沢裕/加藤麻樹
【出版社】 NCコミュニケーション
【初 刊】 2001年7月31日
【金 額】 1600円+税
【カバー文】個人情報の流出、中傷メール、悪質なネット通販、著作権の侵害など、
      インターネットを利用していて実際にあったトラブルを取り上げ、ど
      う対処したらよいか、その基本的考え方を解説する。
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 本書はネットに関する様々なトラブル対処法が書かれた内容で、プロバイダ、セ
キュリティ、ネット通販、メール相手、企業内ネット……などの問題やトラブルに
対する対処の仕方をQ&A式にわかりやすく紹介しています。特に目新しい内容と
は思えませんでしたが、巻末には弁護士会の相談窓口なども一覧で載っており、い
ざという時には役立つ1冊となるでしょう。サイズも持つ運びしやすいポケットサ
イズというのも便利かと思いますが、できれば図やイラストを入れれば更に読みや
すいようには思いました。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】芸能コラム
【著書名】 何だかんだと
【著者名】 ナンシー関
【出版社】 世界文化社
【初 刊】 2001年11月10日
【金 額】 1000円+税
【カバー文】世紀の「鬼才消しゴム版画家」にして不世出の「ハード・テレビウォ
      ッチャー」によるテレビ批評コラム&消しゴム版画集第7弾。今回俎
      上に上るのは木村拓哉、明石家さんま、小柳ゆき、えなりかずきなど。
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 このコラム集も本書で7弾目となるようで、殆ど読んできているだけによく続く
ものだと感心もしてしまいますが、今回からサイト批評もしているのが目新しいで
す。今後はこのサイト批評も増えていくのでしょうが、単なるテレビ批評だけでは
なく様々なメディアを批評していくナンシー関の姿は今後も注目したいです。

【は行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】小説
【著書名】 僕は結婚しない
【著者名】 石原慎太郎
【出版社】 文藝春秋
【初 刊】 2001年9月30日
【金 額】 1333円+税
【カバー文】「僕、三十四歳、建築家、つき合っている女はいるけれど、結婚はし
      ない」 現代の若者の倒錯した恋愛を辿るエロチックで怖い話。現代
      の「愛」と「性」を問う中篇小説。
【満足度】 ★★
End------------------------------------------------
 物語は34歳の独身男性の建築家を主人公に、現代の愛と性を描いた作品。その
物語ですが、ちょっと現実(時代?)離れした感があり、文学としてはいい評価を
得られるのかもしれないが、現代のエンターティメントとして考えると時代遅れの
感じが否めない。モテすぎでかっこ良すぎる主人公は、石原を含む、中高年世代か
ら見た、理解に苦しむ勝手気ままな若者の典型みたいなものなのだろうと思うのだ
が、その特徴はよく捉えているものの、どこか現実的ではなく、かつての石原慎太
郎の作品を読んでいるという印象を強く受けました。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】連作小説
【著書名】 パートタイム・パートナー
【著者名】 平 安寿子
【出版社】 光文社
【初 刊】 2001年10月25日
【金 額】 1700円+税
【カバー文】誰にも言えないけど、誰かに分かってもらいたい―。そんなとき、
      「デート屋」パートタイム・パートナーは、貴女のお望みのパートナ
       ーをお届けします…。デート屋稼業、晶生の日々を描く物語。
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
 本書はデート屋稼業をする晶生の3月から12月までの日々が描かれる物語。デ
ート屋稼業という珍しい稼業の主人公がどういった日々を送るのかと読みながら楽
しめましたし、最後は12月のクリスマスイブの様子が描かれていますが、それぞ
れのデート相手との関わりを通しての主人公の成長は読んでいてとても清々しかっ
たです。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】連作ミステリー
【著書名】 ふたたびの虹
【著者名】 柴田よしき
【出版社】 祥伝社
【初 刊】 2001年9月13日
【金 額】 1700円+税
【カバー文】旬の素材を扱う小粋な小料理屋「ばんざい屋」。オフィス街という土
      地柄、独身のサラリーマンやOLに密かな人気があったが、女将の吉
      永には他人に明かせない過去が……。女将を取り巻く人々との心の触
      れ合いを描く。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
 物語は7つの作品が収録されている連作ミステリー。主人公は都内のオフィス街
で小料理屋を営んでいる女将・吉永。しかし客も吉永という姓だけで名前までは知
らず、他人には明かせない過去があった。その吉永の小料理屋「ばんざい屋」を舞
台に、人々との交流や吉永の過去、そして恋愛模様を描いた物語。
 読んで最初に思ったのは、物語で描かれている「ばんざい屋」が実に粋であり、
実際にあるのなら立ち寄ってみたいということ。存在感は決して重いというわけで
はないものの、女将・吉永と関わる人々との交流は心温まる展開で、その吉永の過
去や古道具屋の主人・清水との恋愛模様を交え、読みごたえのある連作集です。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】コラム
【著書名】 爆笑問題のザ・コラム
【著者名】 爆笑問題
【出版社】 講談社
【初 刊】 2001年11月30日
【金 額】 1300円+税
【カバー文】時事問題から風物詩までボケて、ひねって、唸らせる至高の話芸の傑
      作選。
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 本書はテレビ番組「秘密の爆笑大問題」の名物コーナーといえる「コラム」を本
にまとめたもの。時事問題から身近な風物までを素材として、爆笑問題の太田光の
語ったコラムですが、毒舌、辛口で対象をネッチリ諷刺するものではなく、ときに
話が大きくそれたりもしながら、淡々としたボケのなかに爽やかな笑いを誘う内容。
それでいて、真摯に深く問題の核心部分を突く気の利いた視点も持ち合わせている
ところに、センスの冴えを感じさせる。
 この番組は時々見ており、この本のコラムも半分以上はテレビで見ましたが、テ
レビでの生の太田光の語るテンポの良さなどは、文章としては活かされないのは仕
方ないが、改めて本としてのコラムを読むと、その諷刺の面白さに爆笑問題らしさ
が現われていて、本なりの面白さもありました。

【ま行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】SFミステリー
【著書名】 未来形J
【著者名】 大沢在昌
【出版社】 角川文庫
【初 刊】 2001年12月25日
【金 額】 381円+税
【カバー文】小説家志望のフリーター・菊川真、大学院で地球物理学を専攻する茂
      木太郎、卜占術師・赤道目子、女子中学生・立花やよい、そして高校
      三年でスポーツ青年の山野透。何の共通点もない彼らは、ある日突然、
      Jと名乗る見えない存在の意思によって集められた。Jは言う。「あ
      なたの助けが必要です」。Jとは何者なのか? 何もわからぬまま行
      動を開始した五人組だが、Jとの対話を続けながら意外な真実に近づ
      いていく。Jが握っている未来、それは……。長編ファンタジック・
      ミステリー!
【満足度】 ★★☆
End------------------------------------------------
 本書は携帯電話に配信される書下ろしのSFミステリーに、エンディングを読者
から公募するというウェブミステリー。文庫オリジナル、大沢在昌としては珍しい
SFミステリーなので、どのような内容か読み始める前から楽しみにしていました
が、その展開は特に印象に残るというミステリーではなく、平凡な物語に感じまし
た。大沢在昌の物語以上に、最後に収録されている一般公募したエンディングスト
ーリーの最優秀作品がうまく物語をまとめており、そのエンディングストーリーの
良さが目立っていました。大沢在昌としては異質の作品ではありますが、もう少し
SFの奇抜さを物語に取り入れてほしかったです。

【や行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】生活
【著書名】 安ければ、それでいいのか!?
【著者名】 山下惣一・編著
【出版社】 コモンズ
【初 刊】 2001年11月15日
【金 額】 1500円+税
【カバー文】65円ハンバーガー、激安牛丼、輸入野菜……。食に焦点をあて、丹
      念に調査・取材し、その本質に迫る。なぜそこまで安くできるのか、
      背後で何が起きているのか、これからの食と暮らしはどこへいくのか
      を考察する。
【満足度】 ★★★★☆
End------------------------------------------------
 本書は食に焦点をあて、著者6人が丹念に調査・取材し、安いとはどういうこと
か? なぜ、そこまで安くできるのか? 背後で何が起きているのか? これから
私たちの食と暮らしはどこへいくのかといったことを提議したものです。
 この中では、マクドナルドの65円ハンバーガーについて、牛丼戦争の実態、激
増する輸入野菜、価格破壊が進むアメリカで何が起きたかなど、決して表に出てこ
ない本質が明らかにされているのは注目すべきでしょう。激安食品の安さのからく
り、輸入食材の怖さ、基準を超える農薬を検出する輸入野菜など、実際生活に欠か
せない食の実態は驚きと共に実態の怖さを痛感しました。確かに生活に欠かせない
食べ物も安いのは消費者にとってはありがたいこと。しかしその安さの裏側には決
して安全とはいえない実態が隠されている事実は衝撃でもありました。最後に書か
れていた“モノにもまっとうな値段というものあるし、なくてはいけないのだ”と
いうのは、実に的を得ている言葉であると、読み終えて感じます。

【ら行】

 

【わ行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】手記
【著書名】 ワイドショーに弁護士が出演する理由
【著者名】 小池振一郎
【出版社】 平凡社新書
【初 刊】 2001年10月22日
【金 額】 760円+税
【カバー文】もっともテレビ的な番組といわれるワイドショー。そこには多くのコ
      メンテーターが出演するが、"お固い"職業の弁護士がなぜ入っている
      のだろうか? 日本テレビ「ザ・ワイド」のレギュラーコメンテータ
      ーを務めた著者が、そのコメントの裏側と人権問題のせめぎ合う現場
      を、一歩踏み込んでレポートする。放送と法曹と視聴者の視点から、
      今、ワイドショーの真実が明らかになる。
【満足度】 ★★
End------------------------------------------------
 最近のワイドショーでも弁護士を見かけることが非常に多いが、本書はそのワイ
ドショーにコメンテーターとしても出演していた弁護士である著者が書いたレポー
ト。出演していた時の事件などを振り返り、番組のあり方や弁護士としての立場の
コメントについて書かれていますが、タイトルにもなっている「ワイドショーに弁
護士が出演する理由」については全く書かれておらず、単なるワイドショーレポー
トとなっていたのは残念です。ワイドショーの現場と現実については詳しく書かれ
ているので、それなりに興味深い内容ではあったものの、タイトルの答えが書かれ
ていないというのは手記としては大きなマイナスでしょう。

 

 

独自ドメインの取得をするなら 独自ドメインの取得をするなら あなたの悩み解決します
[PR] | 自動車保険監視カメラ消費者金融スピリチュアル八王子調布三郷久喜中国SEO対策消費者金融車 買取テンプレート沖縄旅行免許合宿二輪引越しプレゼントゴルフ会員権留学レーシックマッサージFXアフィリエイトFXホームページ制作デイトレードハワイ旅行タイバンコクハワイ レンタカーベスト ハワイ ホテル レーツバリ島Hawaii hotelsHawaii Activitiesbhhrハワイホテルテキスト広告
【運営会社「パラダイムシフト」サービス】 ハワイ現地オプショナルツアーリラックマ) - ビジネスクラス航空券 - 格安航空券(1) - 格安航空券(2) - 海外ホテル - 韓国旅行 - タイムシェア - ホテル 予約
無料ホームページ - 携帯ホームページ - 無料ホームページ作成 - レンタルサーバー - ブログ - ヴィラ - ハワイ コンドミニアム - バリ島 ホテル - プーケット ホテル - レピュテーション・マネジメント・ツール - ハワイ ブログ - Timesell - 国際通話 - ホノルルマラソン - サイト監視 - 風評被害 - ホテル比較 - Delta - ホテル予約