書評データベース(2002年度10月分)

 

■2002年10月に掲示板にて紹介された本■

 キャピタル・フライト 円が日本を見棄てる 木村 剛   実業之日本社
 金融犯罪               鈴木雅光     実業之日本社
 公安捜査 都庁謀略          浜田文人     徳間書店
 謝罪します              八尾 恵     文藝春秋
 心のこり               藤堂志津子    文藝春秋
 かっぽん屋              重松 清     角川文庫
 バカラ                服部真澄     文藝春秋
 秘密の地下室             松田美智子    光文社文庫
 銀行連鎖倒産             水木 楊     講談社
 フリーズ               勝目 梓     実業之日本社
 ジゴクラク              森巣 博     光文社
 追いし者 追われし者         氷川 透     原書房
 あしたはワタシのお葬式        まついなつき   NHK出版
 毎日一人はおもしろい人がいる     中野 翠     講談社
 僕、はまじ              浜崎憲孝     彩図社
 GOTH(ゴズ)            乙一       角川書店
 私は女になりたい           林 望      集英社
 ヤる女                萱野 葵     角川書店
 投資アドバイザー有利子        幸田真音     角川書店
 出所後の殺人者たち          安土 茂     双葉文庫
 金融危機からの脱出          リチャード・クー PHP研究所
 外貨金融商品で楽しく儲ける      宮崎正弘     太陽企画出版
 プロが教える海外資産投資       榊原節子     太陽企画出版
 日本発世界大恐慌はやってくるか    浅井 隆     第二海援隊
 生命保険サバイバル読本 浅井 隆+生保問題調査プロジェクト 第二海援隊
 「新聞記者」卒業           古川利明     第三書館
 殴る騎手               森田駿輔     東邦出版
 それでも警官は微笑う         日明 恩     講談社
 ハーモニーの幸せ           田口ランディ   角川書店

【あ行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】ミステリー
【著書名】 追いし者 追われし者
【著者名】 氷川 透
【出版社】 原書房
【初 刊】 2002年7月1日
【金 額】 1600円+税
【カバー文】「誰がいかにしてその殺人をなしたのか」を、感情をなぎ払って可能
      性と論理だけでどこまで追いつめられるのか。探偵と犯人の正面切っ
      た対決と超絶推理の書下ろし長編!
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
 主人公の「おれ」は同じ会社内の女性・香坂澄香のストーカーになった。「おれ」
は彼女の全てを知るために彼女の家に盗聴器も仕掛けたのだが、ある時彼女がある
男のことで困っていることを知り、「おれ」はその男についてを調べるため、彼女
の実家を訪れたのだが、そこで「おれ」は何者かに付け狙われていることを感じた。
そしてその街で探していた男が殺されていることを「おれ」は発見した。更に「お
れ」の会社内でも上司が死んでいた。「おれ」は自らをストーカー探偵として事件
を調べることにしたが、犯人は誰なのか?
 物語は単に事件の真相を追うという形だけではなく、幾つもの複線を引いており、
ミステリーとして堪能できた作品です。また、ラストのどんでん返しも読者を楽し
ませてくれましたし、ミステリファンなら読んで損まない作品です。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】エッセイ
【著書名】 あしたはワタシのお葬式
【著者名】 まついなつき
【出版社】 NHK出版
【初 刊】 2002年4月20日
【金 額】 950円+税
【カバー文】いま、日本の「葬送」事情はどうなってるの? そしてワタシは、家族
      は、どうするの? まついなつきが、いろいろな人と出会いながら、
      「死」や「葬送」に等身大の答えを探す。書き下ろしマンガ&ルポ・
      エッセイ。
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
 本書は葬送の仕方や現代事情についてを書いたエッセイ。マンガとエッセイで書
いているため読みやすい内容でしたし、色々と考えさせられました。お墓、戒名、
自然葬、生前葬なんてシビアな話を、時に深刻に、ホロッとする話とともに、時に
楽しく、「生きている今」を見つめ直せるように書かれています。読み終わると、
ふと、「人はいつまでも生きているわけじゃないんだ」と改めて気づかされます。
友人知人には、会えるときに、会っておかないと。時間は止まってくれない。自分
に残された「自由にできる時間」はあとどれくらい残っているんだろう? そんな
ことを考えてしまう一冊でした。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】エッセイ
【著書名】 「おとうさん」の作り方
【著者名】 堀田あけみ
【出版社】 海竜社
【初 刊】 2002年7月27日
【金 額】 1300円+税
【カバー文】「幸せな家庭作り」の基本(コツ)は「おとうさん作り」にあった? 
      恋愛小説家で心理学者、2児の母親でもある著者が伝授する、「おと
      うさん作り」のなるほど・おもしろい術の数々。
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 タイトルから、「おとうさん」の作り方の話しではありますが、内容としては子
育てについての方が大きいように思います。著者と同じくらいの子供がいる身とし
ては共感できるところもありましたが、家庭のことを書くならば、もう少し日常生
活の内容や、子供達とのふれあいについて書いてほしかったです。

【か行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】経済
【著書名】 キャピタル・フライト 円が日本を見棄てる
【著者名】 木村 剛
【出版社】 実業之日本社
【初 刊】 2001年11月16日
【金 額】 1600円+税
【カバー文】果たして低迷する日本に出口はあるのか? やがて日本からのキャピタ
      ル・フライト(資本逃避)が堰を切ったように始まる‥。次に来る未曾
      有の経済危機に警鐘を鳴らす。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
 本書は、日本から海外へのキャピタル・フライト(資本逃避)の危険性について
述べた書。著者は日本銀行を経て、現在KPMGフィナンシャルの代表取締役を務
める木村剛。マクロ経済政策を論じた書籍から、個人投資家向けの書籍まで、幅広
く執筆活動を行っていますが、著者は、不良債権と過剰流動性の間で危ういバラン
スを保っている現在の日本を、「通貨売りを仕掛けたくなる国」と称し、その論拠
を詳細に解説しています。遅々として進まない不良債権問題や財政赤字問題、いつ
インフレを起こしてもおかしくないマネー、それに支えられている日本国債など、
外国人投資家の視点も交え、日本経済がもつリスクについて、淡々と説明していて、
非常に経済について参考になった一冊です。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】ノンフィクション
【著書名】 金融犯罪 --個人の資産を狙う闇経済ネットワーク--
【著者名】 鈴木雅光
【出版社】 実業之日本社
【初 刊】 2002年4月27日
【金 額】 1500円+税
【カバー文】オレンジ共済事件、KKC事件、南証券事件、大和都市管財詐欺事件な
      ど、複雑化する近年の大型財テク犯罪の手口と首謀者の横顔に迫る。
      金融犯罪から資産を守る防衛書。
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
 本書は90年代から現在にかけて起きた金融犯罪を中心に、その金融犯罪の事件
簿としての犯罪内容だけではなく、その犯罪から得なければならない教訓が書かれ
ています。オレンジ共済事件、オーナー商法、南証券事件、ジーオーグループ事件
など、財テク犯罪の裏側や首謀者の狙いなどが、当時の広告パンフや新聞記事も一
緒に紹介されており、金融犯罪・詐欺事件のから身を守るためにも、読んでおいて
損のない内容です。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】警察小説
【著書名】 公安捜査 都庁謀略
【著者名】 浜田文人
【出版社】 徳間書店(TOKUMA NOVELS)
【初 刊】 2002年1月31日
【金 額】 800円+税
【カバー文】都庁地下駐車場で爆弾テロ発生! 公安警察等の刑事たちが捜査に走る。
      事件の背後には大規模カジノ構想の利権も絡んでいた……。公安刑事
      を中心とした本格警察小説。2000年角川春樹事務所刊「公安捜査」
      の続編。
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 都庁で爆破テロが発生し、警視庁捜査一課の児島らは都庁関係者の事情聴取を始
めるが、様々な圧力から捜査は難航する。同じ頃、神奈川県警公安刑事の蛍橋は9
年前に失踪した男の白骨死体が発見された新島にいた。その死体の男は、贈賄容疑、
外為法違反などで追い詰めていた男でもあり、警察庁公安第一課長の特命で、再捜
査を始めた。そしてこの2つの事件は意外なところから都庁を舞台とした謀略への
繋がりを見せた……。
 物語は、神奈川県警と警視庁、公安部と刑事部という、それぞれの対立している
中での事件捜査も絡めた警察小説となっています。作品のテーマは展開は良かった
とは思いますが、爆破テロについての描写など、迫力不足なところがあったのは正
直残念でした。利権も絡み、読ませる展開が続くだけに、全体を通して迫力不足に
感じたのは欠点だったように思います。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】短編小説集
【著書名】 心のこり
【著者名】 藤堂志津子
【出版社】 文藝春秋
【初 刊】 2002年3月1日
【金 額】 1333円+税
【カバー文】熱烈に愛した男が急死して4年。「もう男と関わるのはこりごり」と
      思っていた46歳の澄礼の前に11歳年下の男性が現われた。けれど、
      彼女の心の中にいるのは……。現代女性の性愛を描いた短篇3作を収
      録。
【満足度】 ★★
End------------------------------------------------
 本書は、3つの作品が収録された短編集で、いずれも30代から40代の女性を
主人公とした恋愛が描かれています。心よりも体だけ借りたいという主人公の気持
ちが短編として表現されていますが、その主人公の身勝手さが頭に残り、あまり作
品としては楽しめなかったです。藤堂志津子らしい読みやすい短編ではありました
が、大人の恋愛を割り切る主人公の姿はあまり好感が持てませんでした。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】短編小説集
【著書名】 かっぽん屋
【著者名】 重松 清
【出版社】 角川文庫
【初 刊】 2002年6月25日
【金 額】 571円+税
【カバー文】15歳。頭のなかにあることといったらただ一つ、かっぽん……。憧
      れと妄想に身を持て余す思春期の少年たちの、ひたすらな性への関心
      をユーモラスに描いて、もどかしい青春の痛みを鮮やかに蘇らせた表
      題作のほか、デビュー間もない時期に書き下ろされた奇想天外な物語
      など、全8編を収録。これ1冊で作家・重松清のバラエティと軌跡が
      存分に味わえる著者初、待望の文庫オリジナル短編集!
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
 本書は、地方少年の『性長』物語と、重松版『世にも不思議な物語』をレコード
のA面とB面という形で編集し、あとがきはA面の最後、つまり本の中ごろに配し、
付録としてロングインタビューを2本いれるという内容。特にA面は、男の子の青
春時代の性への関心をうまく表現している短編ばかりで、どことなく懐かしさも覚
えます。重松清の作品としては異質ではあるものの、実に個性的な作品集です。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】小説
【著書名】 銀行連鎖倒産
【著者名】 水木 楊
【出版社】 講談社
【初 刊】 2002年4月15日
【金 額】 1700円+税
【カバー文】現実は、この小説から逃げきれるか! そのとき、銀行は、官邸は、
      金融庁は、ジャーナリズムは、そして預金者はどう動くのか。日本発・
      世界をのみ込む金融恐怖を精緻なリアリティで描き出す。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
約半年後に合併を控えた「みどり銀行」だが、合併交渉は難航していた。倒産寸
前の大手流通企業を抱えるみどり銀行に対し、相手行は合併比率条件の変更を突き
つけてきた。その相手行もまた破綻スレスレの総合商社を抱えている。進まぬ合併
交渉に業を煮やした金融庁は公的資金再注入の受け入れを暗に求めたが、みどり銀
行は自己資本増強と貸し出し削減で乗りきる道を選択。合併交渉難航をかぎつける
マスコミ。記者の目を逃れながら新たな提携先を模索するみどりに外資資本の銀行
が話をもちかけるが……。みどり銀行が公的資金の再注入を拒否してからわずか2
か月弱で5行の銀行が国有化されることになり、国債は暴落。ついに日本は銀行閉
鎖を迎えてしまう。
著者は近未来経済シミュレーション小説として描いており、幾つか読んでいます
が、本書で描かれる銀行破綻は決してありえない話ではなく、銀行倒産、企業の倒
産続出、失業者の急増、景気のさらなる悪化、株大暴落、そして大金融パニック発
生という物語の金融恐慌の最悪のシナリオが起こらないよう願うばかりです。「日
本経済は津波に見舞われたのではなく、津波を招き寄せたのである」という著者の
言葉も印象に残りました。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】ミステリー
【著書名】 GOTH(ゴズ) --リストカット事件--
【著者名】 乙一
【出版社】 角川書店
【初 刊】 2002年7月1日
【金 額】 1500円+税
【カバー文】森野が拾ってきたのは、連続殺人鬼の日記だった。学校の図書館で僕
      らは、次の土曜日の午後、まだ発見されていない被害者の死体を見物
      に行くことを決めた……。触れれば切れるようなセンシティヴ・ミス
      テリー。
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
 本書は、猟奇的犯罪者に強く魅かれその犯罪行動を観察したいという性癖を持つ
高校生の『僕』(と友人の森野)を探偵役に据えた、一風変わった短編連作6篇のミ
ステリー。その『僕』にはルールがあり、「僕は犯罪者を見るのが好きだった。し
かし、第三者的な立場にとどまって、決して関わらないようにしていることがルー
ルだった。」とし、犯罪者を探し出すのも、「見たい」という欲求のためであり、
警察には一切協力せず、『僕』は犯罪者と共通する「もの」を持つ人間として描か
れています。著者の作品は初めて読みましたが、非常に凝った設定のミステリーで
もあり、引き続き注目していきたいと思います。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】経済
【著書名】 金融危機からの脱出 --沈みゆく日本経済をどう救うか--
【著者名】 リチャード・クー
【出版社】 PHP研究所
【初 刊】 1998年3月26日
【金 額】 1143円+税(\100)
【カバー文】98年3月、倒産、失業などが頻発する。恐慌を回避するために何を
      すべきか。日本の金融システム正常化への最後のシナリオを描く緊急
      提言の書。
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 本書は、日本経済がどこで道を間違え、どこで転んで傷を深くしてしまったかを
チェックする一方、これから先にどのような落とし穴が待ち受けているかを指摘し
ており、また、アメリカのS&L問題など日本では間違って引用されていることに
も言及しています。リチャード・クーの著作本は初めて読みましたが、テレビで見
ている以上に経済論についてはわかりやすく、また本書も読みやすかったです。た
だ、個人的にはリチャード・クーのいう円高論よりも、藤巻健史などの円安論を支
持するので、この点には反対意見を持っていますが、思っていたよりも読みやすく
わかりやすい内容でした。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】経済
【著書名】 外貨金融商品で楽しく儲ける --不況知らずの投資の知恵--
【著者名】 宮崎正弘
【出版社】 太陽企画出版
【初 刊】 1999年3月5日
【金 額】 1400円+税(\100)
【カバー文】ユーロの登場で資産運用もいよいよ国際化。投資の基本と多彩な金融
      商品の急所が判る「外貨の達人」になれる本。
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
 本書は、米国ドル・ユーロ・日本円の三本柱をいかに上手に分配し、組み合わせ
ての投資方法のノウハウが紹介されているもので、投資の基本と多彩な金融商品の
説明がされています。シティバンクや外国株式・債券投資信託、ドル・ユーロ以外
の外貨についてなど、思っていた以上に細かな外貨金融商品が紹介されていて、非
常に参考にはなりました。ただし3年前の本であるため、当時と現在の世界経済状
況が大きく変わってしまったために、当時のデータは現在では参考にならないなど
の欠点はあるものの、外貨商品についての基礎知識になる一冊です。

【さ行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】手記
【著書名】 謝罪します
【著者名】 八尾 恵
【出版社】 文藝春秋
【初 刊】 2002年6月30日
【金 額】 1600円+税
【カバー文】「私が有本恵子さんを誘拐しました」 よど号グループの元「妻」が、
      北朝鮮での生活、金日成との出会い、ヨーロッパでの日本人拉致工作
      など、封印されたすべての全容を語る。
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
 出版当時、マスコミでも大きく取り上げられていた本書ですが、カバー文にもあ
るように有本恵子さんを誘拐拉致工作した元よど号グループの妻であった著者が北
朝鮮に行くことになったきっかけから、その北朝鮮での生活、そして日本人拉致工
作に関わるまでを自らの反省と共に書いたもの。よど号グループの北朝鮮での生活
ぶりや、拉致工作の目的など驚くべき内容が随所に書かれていますが、おそらく本
書でも書けなかったことが北朝鮮でのよど号グループにはあるでしょうし、謎が多
すぎる事件でもあるだけに、その一端を本書で読むことができたというのは、驚き
と共に様々な問題が絡んでいると改めて痛感しました。著者の望む有本恵子さんと
自分の娘の日本への帰国が早期に実現されることを願います。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】ギャンブル小説
【著書名】 ジゴクラク
【著者名】 森巣 博
【出版社】 光文社(KAPPA NOVELS)
【初 刊】 2002年6月25日
【金 額】 895円+税
【カバー文】90年代初頭、博奕を生業とする「わたし」は、赤坂の非合法賭場で、
      バカラの魔力に嵌まり込んだ不思議な美少女、舞ちゃんと知り合う。
      賭博のオーガズムを描き切る、史上最強のギャンブル小説。
【満足度】 ★☆
End------------------------------------------------
 博打を生業とする主人公は、非合法賭場で毎日10万ずつ負け、負けが1000
万円に達する舞ちゃんという少女と出会った。そして少女は最後の勝負への協力を
依頼してきた。少女の冬休みを利用し、オーストラリアの地で賭博と性の集中講義
を施す主人公。そして芸能プロ代表との大バカラ勝負が始まった……。
 物語では、ギャンブルであるバカラを舞台に描かれているが、バカラのルールを
よく知らないだけに簡単なルールこそ書いているものの、肝心な勝負場面の緊迫さ
がルールを知らない読者には伝わってこなかったです。また賭博と性を媒体として
いるのはいいですが、どちらの場面もスリリングさがあまり見えず、物語の題材と
しては面白いですが、もっとスピード感や奥深さを追求してほしかったです。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】ノンフィクション
【著書名】 出所後の殺人者たち
【著者名】 安土 茂
【出版社】 双葉文庫
【初 刊】 2002年8月10日
【金 額】 524円+税
【カバー文】嫉妬に狂い、妻の浮気相手を絞殺した、まじめな男。セックスの最中、
      エクスタシーに我を忘れて女を殺してしまった靴職人。もう二度とム
      ショには戻らない! 固い決意で出所した殺人者たちだが……。金銭
      のもつれから人を撲殺、懲役15年の刑をうけて大阪刑務所に収容さ
      れた著者が活写する、ムショ仲間の驚くべき娑婆暮らし。
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
 大阪刑務所に収容されていた著者が、同じ収容仲間の事件をその加害者本人に代
わって事件を紹介し、出所後のその後についても書いているのが本書。本人の事件
も含め、6つの事件が本書では書かれていますが、その殺人事件の舞台裏まで細か
く書かれていて、ノンフィクションとしても興味深い内容でした。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】経済
【著書名】 生命保険サバイバル読本
【著者名】 浅井 隆+生保問題調査プロジェクト
【出版社】 第二海援隊
【初 刊】 1997年7月28日
【金 額】 1600円+税(\100)
【カバー文】2010年頃には日本の生命保険会社は数も商品も増え、国際標準化
      されてくる。ということは、もし加入している生保が破綻したら、そ
      れは加入者の責任ということになる。危ない生保を明らかにし、正し
      い生保の入り方を伝授。
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
 こちらは生命保険について書かれているもので、例えば本書の中で指摘している
千代田生命の破綻など、書かれていることについては当っている部分が多く、5年
前の本ではあるものの、生保破綻が相次いだ今となっては、非常に鋭い内容でもあ
ります。また保険商品の欠点や種類別の説明は非常に参考になりましたし、読んで
おいて損のない内容です。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】手記
【著書名】 「新聞記者」卒業
【著者名】 古川利明
【出版社】 第三書館
【初 刊】 1999年6月1日
【金 額】 1500円+税(\100)
【カバー文】日本の新聞はそのジャーナリズムの基本的性質において世界的に非常
      に遅れた体質を持っている。マスコミはその事実をひたかくしにして
      いるので、国民はこの世界の常識をほとんど知らされていない。大新
      聞社を辞職した著者が具体的に明らかにする新聞社の体制癒着体質。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
 本書は、毎日新聞の元総理番記者が怒りをこめて、日本の新聞ジャーナリズムの
腑甲斐なさを実例や実名を数々紹介し痛烈に批判している手記。権力悪と対峙せず
に癒着体質のある新聞社の実態は、決して表に出てこない内容なだけに非常に興味
深い内容でもありました。サラリーマン化の新聞記者、新聞社のタテマエと本音、
記事に対するリアクションなど、新聞の裏に根付いている様々な問題を見事に指摘
しています。特に終章で書かれる「新聞は誰のためにあるのか」は、新聞記者だけ
ではなく新聞読者としても色々と考えさせられました。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】警察小説
【著書名】 それでも警官は微笑う
【著者名】 日明 恩
【出版社】 講談社
【初 刊】 2002年6月20日
【金 額】 1900円+税
【カバー文】池袋署の所轄で連続発生する密造拳銃事件。硬派のタフガイ・武本刑
      事と警視庁一の軟弱お坊ちゃま刑事潮崎のコンビが事件を追う。その
      裏には巨大組織の影が……。第25回メフィスト賞受賞作。
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
 物語は、本来関わることのなかったであろう人達が、ひとつの事件を介してそれ
ぞれが物語を形成しており、著者のデビュー作ですが、デビュー作とは思えないほ
どの存在感をそれぞれの登場人物に持たせています。官僚組織の悲しさ、二つの組
織が互いに足をひっぱる出だしも良かったですし、主人公の警察官・潮崎と武本の
コンビ、そしてそれに絡んでくる麻薬取締官の宮田も魅力的で、特に宮田が必死に
事件にくらいつく理由は読みごたえもあります。物語で描かれるネット犯罪につい
てなど欠点も多く見られましたが、全体を通しての展開は面白かったです。

【た行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】小説
【著書名】 投資アドバイザー有利子
【著者名】 幸田真音
【出版社】 角川書店
【初 刊】 2002年7月27日
【金 額】 1500円+税
【カバー文】中堅証券会社に勤めるヤリ手美人投資アドバイザー財前有利子。ペイ
      オフ時代を迎え、様々な年代の顧客と投資相談を通して、個人が自分
      のお金をどう運用しリスクと向き合うかを、コミカルタッチで描く長
      編小説。
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 財前有利子は中堅の証券会社ふたば証券に勤める個人投資家向けのアドバイザー。
「私が担当するからには、絶対損はさせたくない」という信念をもち、ときには顧
客とケンカになることもしばしばという一本気な女性。そんな有利子が出会ったさ
まざまな人達の悲喜劇を横軸に、そして敏腕トレーダー坂上との恋の行方や、物語
が進むにつれて明らかとなっていく有利子の意外な過去を縦軸にして物語は展開し
ていきます。
 幸田真音の作品は幾つか読んできていますが、本書は読みやすさや軽さという点
では他の作品より勝っているとは思いますが、軽さが現実離れしすぎの感があり、
経済小説としては非常に物足りなさを感じました。投資アドバイザーを主人公とし
て描くなら、現実的な投資アドバイスなどを折り込んでくれればいいものの、強引
すぎる設定でもあり、やや期待ハズレの作品でした。

【な行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】経済
【著書名】 日本発世界大恐慌はやってくるか
【著者名】 浅井 隆
【出版社】 第二海援隊
【初 刊】 1998年10月12日
【金 額】 1700円+税(\100)
【カバー文】アジア危機、ロシア大混乱、ニューヨーク株急落、日本株最安値割れ
      ……。次にやってくるのは"世界大恐慌"か。瀬戸際に立たされた日本
      と世界の、今後と明日へのサバイバル法を鋭く説く。
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 これまで読んできていた浅井隆の本と、かなり内容がダブっていたので、特別興
味深いところは少なかったですが、今年の世界同時株安など世界的にも金融不安は
広がってきているだけに、それを以前から指摘していた点は評価できるとは思いま
す。ただ新作では具体的な対策などを示してほしいものです。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】競馬本
【著書名】 殴る騎手 --JRAジョッキーたちの裏舞台--
【著者名】 森田駿輔
【出版社】 東邦出版
【初 刊】 2002年8月2日
【金 額】 1333円+税
【カバー文】レース中に「殺す」と脅迫、ジョッキールームで鉄拳制裁。時速70
      kmの馬に乗って行う肉弾戦……「競馬」はまさに格闘技。それで食
      っている騎手たちは、実はこんなにトンデモない人々だった! ベテ
      ラン厩務員が明かす裏舞台。
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
 タイトルから最初は騎手の暴力事件を中心に書いた暴露本かと思いましたが、内
容としては関西のベテラン厩務員が、レース中またはレース前後の騎手のやり取り
などを書いているもので、様々な裏話が載っていますが、勝負の世界では当たり前
と思えることばかりで、報道されない騎手の裏側の事情についてを紹介しています。
読みやすさから、アッという間に読み進みましたが、もう少し騎手の実生活なども
織り交ぜてくれると更に面白かったようには思いますが、レースでの騎手の駆け引
きなどの一部を知ることができたのは面白かったです。

【は行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】小説
【著書名】 バカラ
【著者名】 服部真澄
【出版社】 文藝春秋
【初 刊】 2002年5月15日
【金 額】 1905円+税
【カバー文】自らも博打で多額の借金に喘ぐ雑誌記者が探り当てた、カジノ合法化
      を巡る巨大な陰謀。希代の詐欺師か傑物か、日本の運命はその男の手
      の中に…。人間の理性を蕩かす麻薬=金の魔力を描く。
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 物語は、巨額のアンダーグラウンド・マネーの魔力と陰謀を描いた作品。テンポ
よく読みやすい作品ではありましたが、アングラマネーの流れとその金に集まる人
間の欲望をもっとドロドロとした形で描いてほしかったように思います。物語では
登場人物の内面を掘り下げていて読みごたえはありましたが、欲望の醜さをもっと
追求すれば、更に迫力が増したように思い、物語がややサッパリしすぎていたのが
残念です。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】小説
【著書名】 秘密の地下室 --完全なる飼育--
【著者名】 松田美智子
【出版社】 光文社文庫
【初 刊】 2002年8月20日
【金 額】 457円+税
【カバー文】「私が死んだら、地下室にあるものすべてを燃やして」……。ホーム
      レスだった岡崎芳彦を養ってくれた隆子は逝った。芳彦は、公園で見
      かけた女子高生・梨里花に強く惹かれ、半ば強引に家に連れ帰る。や
      がて二人は地下室へ。そこには上品な隆子からは想像もつかない世界
      が……。互いに「過去」を持つ、元高校教師と家出女子高生の、傷つ
      きやすい性と愛を描く。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
 著者が松田美智子だったので、ノンフィクションだと思い買いましたが、本書は
小説でした。その内容ですが、記憶を失い言葉も話せなくなり、ホームレスをして
いた芳彦は、一人息子を亡くし、一人で暮らす隆子という女性により養われること
となったが、その隆子が入院。その芳彦がかつてホームレスをしていた場所で出会
った家出中の女子高生の梨里花に強く惹かれ、今では一人で住む家へ梨里花を連れ
てくることに。そんな中、隆子は亡くなり、亡くなる前に芳彦に地下室の秘密を話
し、自分が死亡後に地下室の物を処分するよう命じた。その地下室には、かつて隆
子が夫と共に集めた性の秘宝があった。その地下室で芳彦は梨里花と過ごし、自分
の過去の記憶を取り戻していくのだが、そこへ梨里花の父親と警察が乗り込んでき
て、2人は引き離されることに……。
 物語は、互いに過去を持つ元高校教師と家出少女の恋愛が描かれる物語ですが、
芳彦が記憶を失うことになった事件、そして梨里花の家庭環境などが絡みあい、互
いの再生までの道程が描かれます。ラストの2人の再会の場面がとても印象的で、
映画化されることが帯に書かれていましたが、映画でもぜひ見てみたい作品です。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】サスペンス
【著書名】 フリーズ
【著者名】 勝目 梓
【出版社】 実業之日本社(JOY NOVELS)
【初 刊】 2002年7月10日
【金 額】 838円+税
【カバー文】しかし、何故殺してしまったのだろうか。殺人者が自らの闇を見つ
      めつつ、殺意の履歴を語り尽くす、異色の犯罪心理サスペンス。
【満足度】 ★★
End------------------------------------------------
 物語は、拘置所の中で自問する殺人者である主人公である坂部の追想を描いた心
理サスペンス。17歳の時にテロ未遂事件を起こした坂部が、20年後に新たに殺
人事件を引き起こし、その真相を自分の心の中で語るというもの。自分そして妻の
過去を再現し、殺意に変わる様子が描かれているのですが、殺意の履歴を自らの心
で語るならば、もっと深く登場人物の心理を掘り下げてもらいたかったですし、サ
スペンスとしての恐怖感が感じられなかっただけに残念です。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】自伝エッセイ
【著書名】 僕、はまじ
【著者名】 浜崎憲孝
【出版社】 彩図社
【初 刊】 2002年2月5日
【金 額】 950円+税
【カバー文】漫画「ちびまる子ちゃん」の本物の「はまじ」が語る爆笑ちびまる子
      ちゃんワールド。プールからの脱走、漫才師を目指しての上京、清水
      の仮装大会で牛を演じる……悲しくも楽しいエピソードが満載!
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
 「ちびまる子ちゃん」の名脇役「はまじ」である著者が書いた自伝エッセイ。前
半は漫画ではやさしいまる子たちの先生が実はものすごく怖かったとか、たまちゃ
んはおとなしいというよりは活発な女の子だったなど、「ちびまる子ちゃん」のフ
ァンにとっての裏話が公開され、後半は、ゆかいな小学校生活を送った筆者の、ち
ょっと辛くて味わいのあるその後の歩みが書かれています。まる子ファンなら必見
の内容です。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】経済
【著書名】 プロが教える海外資産投資
【著者名】 榊原節子
【出版社】 太陽企画出版
【初 刊】 1997年6月5日
【金 額】 1700円+税(\100)
【カバー文】資産家も投資家も、サービスを利用して資産を保全し、世界に羽ばた
      くキャピタリスト、インベスターになってほしい。海外資産投資で、
      財産を有利に殖やすノウハウを紹介する
【満足度】 ★★☆
End------------------------------------------------
 海外での資産運用について紹介されている本書ですが、国内で購入できる外貨預
金や外貨投資、そして海外投資信託なども説明されてはいるのですが、具体的な商
品名などは殆ど書かれておらず、文中で出てくるファンドはどうすれば購入するこ
とができるのかなどが書かれていないため、海外投資についての入り口としての役
目は果たしているものの、ノウハウの一部が欠けているために、物足りなさも感じ
ました。

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】エッセイ
【著書名】 ハーモニーの幸せ
【著者名】 田口ランディ
【出版社】 角川書店
【初 刊】 2002年7月25日
【金 額】 1300円+税
【カバー文】バリ島、おいしい水、テロ、キツネ憑き男、自殺、バランス、聴くこ
      との時代……。様々な話題を選びながら現代のテーマをストレートに
      表現する、「現代のシャーマン」が贈るエッセイ集。
【満足度】 ★★☆
End------------------------------------------------
 本書は著者のメールマガジンでのコラムを中心に、様々な雑誌でのエッセイを1
冊にまとめたもの。期待していた時事ネタや社会ネタが少なく、神社巡りなどの話
が多かったため、多少期待ハズレの内容ではありましたが、田口ランディの視点の
鋭さというか、飾らない思いの言葉は伝わります。特に他人の評価に対する考えは
共感できましたし、気持ちを楽にさせてくれる文章ではありましたが、非科学的な
話題が多かったのはちょっぴり残念です。

【ま行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】コラム
【著書名】 毎日一人はおもしろい人がいる
【著者名】 中野 翠
【出版社】 講談社
【初 刊】 2002年4月4日
【金 額】 1600円+税
【カバー文】良い人も悪い人も人間大好き! 私が選んだ衝撃・笑撃な人々。まる
      ごと1年分366人の面白話が一挙炸裂! 1日1回驚いて(感動し
      て!)1日1人俎上にのせて料理する。辛口かつ軽妙なタッチで新鮮
      ネタを直送する“中野節”まるごと1年分の面白話!
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
 本書はインターネッ上の「Web現代」での連載を1年分まとめたコラム。中野
翠らしさもあり、時には辛口で、そして好きな映画や落語についての話もそれなり
に面白くまとめられていました。毎ページに書かれている自筆イラストも中々オチ
ャメです。

【や行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】小説
【著書名】 ヤる女
【著者名】 萱野 葵
【出版社】 角川書店
【初 刊】 2002年6月30日
【金 額】 1300円+税
【カバー文】人を殺して得られる到達感と、殺人衝動を我慢し続ける表面だけの平
      和な日々。いったいどちらが幸せなのだろう……。女子大生でフリー
      の売春婦のありすは、人を殺して鑑別所に収監されることを夢見てい
      たが…。
【満足度】 ★
End------------------------------------------------
 主人公・ありすはフリーの売春婦。人を殺して鑑別所に収監されることを夢見る
ものの殺人ができることもなく、病院で薬を貰い、警察官に逮捕してもらうよう乗
り込んだりしていたが、そんなありさも殺意から事故を引き起こす。
 著者は「ダンボールハウスガール」で著名となりましたが、正直本書では何が描
きたかったわからず、読後も展開がわからないままです。主人公の殺人願望の思い
を物語としていますが、その思いがバラバラになりすぎていて、そのため展開もま
とまっておらず、ラストも締めくくりになっていない結末と、面白さも感じられず、
個人的には焚書です。

【ら行】

 

【わ行】

<本紹介>
Start----------------------------------------------
【ジャンル】エッセイ
【著書名】 私は女になりたい
【著者名】 林 望
【出版社】 集英社
【初 刊】 2002年5月7日
【金 額】 1500円+税
【カバー文】リンボウ先生が本音で語った辛口エッセイ。この世には男性と女性し
      かいないのだから、仲良く楽しくやろうではないかをモットーに、男
      と女のよしなし事を解き明かす。『小説すばる』連載を書籍化。
【満足度】 ★★☆
End------------------------------------------------
 辛口エッセイと紹介されていたので、どれほどの辛口かと思っていましたが、全
然辛口ではなく、かなり女性に甘いエッセイ集になっていました。男性の体臭やト
イレの使い方、ラブホテル利用法など、それなりに面白く読むことができ、読みや
すかったですが、もっと男の本音を書いてほしかったです。

生命保険の切り替えはココ あなたの悩み解決します 給料前でお金がない・・
[PR] | 自動車保険監視カメラ消費者金融スピリチュアル八王子調布三郷久喜中国SEO対策消費者金融車 買取テンプレート沖縄旅行免許合宿二輪引越しプレゼントゴルフ会員権留学レーシックマッサージFXアフィリエイトFXホームページ制作デイトレードハワイ旅行タイバンコクハワイ レンタカーベスト ハワイ ホテル レーツバリ島Hawaii hotelsHawaii Activitiesbhhrハワイホテルテキスト広告
【運営会社「パラダイムシフト」サービス】 ハワイ現地オプショナルツアーリラックマ) - ビジネスクラス航空券 - 格安航空券(1) - 格安航空券(2) - 海外ホテル - 韓国旅行 - タイムシェア - ホテル 予約
無料ホームページ - 携帯ホームページ - 無料ホームページ作成 - レンタルサーバー - ブログ - ヴィラ - ハワイ コンドミニアム - バリ島 ホテル - プーケット ホテル - レピュテーション・マネジメント・ツール - ハワイ ブログ - Timesell - 国際通話 - ホノルルマラソン - サイト監視 - 風評被害 - ホテル比較 - Delta - ホテル予約