書評データベース(2008年度12月分)
■2008年12月に紹介した本■
日本全国おとなの駅弁215 入江織美 ぶんか社
野村再生工場 野村克也 角川書店
2階で子どもを走らせるなっ! 橋本典久 光文社新書
名ばかり管理職 NHK「名ばかり管理職」取材班 NHK出版
ぬばたま あさのあつこ 新潮社
平等ゲーム 桂 望実 幻冬舎
平台がおまちかね 大崎 梢 東京創元社
ファイアー・フライ 高嶋哲夫 文藝春秋
ばす 山本甲士 双葉社
ぼくは猟師になった 千松信也 リトルモア
へんでないかい!?北海道 千石涼太郎 グラフ社
夫婦一年生 朝倉かすみ 小学館
陽だまりの彼女 越谷オサム 新潮社
バカポジティブ 関根 勤 ヴィレッジブックス
ボックス! 百田尚樹 太田出版
乾杯屋 三田 完 文藝春秋
カラスの親指 道尾秀介 講談社
クロク、ヌレ! 真梨幸子 講談社
今日の特集 戸梶圭太 中央公論新社
喜の行列 悲の行列 藤田宜永 毎日新聞社
京女殺人法廷 裁判員制度元年 姉小路祐 講談社
「心の傷」は言ったもん勝ち 中嶋 聡 新潮新書
ラクをしないと成果は出ない 日垣 隆 大和書房
芝浜謎噺 愛川 晶 原書房
生還 山岳捜査官・釜谷亮二 大倉崇裕 山と渓谷社
「セレブ妻」夫バラバラ殺害事件 産経新聞社会部 扶桑社
TOKYO BLACKOUT
福田和代 東京創元社
【あ行】
【か行】
<本紹介>
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【ジャンル】小説集
【著書名】 乾杯屋
【著者名】 三田 完
【出版社】 文藝春秋
【初 刊】 2008年4月25日
【金 額】 1381円+税
【カバー文】退職金をはたき、業界のパーティーで乾杯の音頭をとる権利を買
った芸能記者の運命は? 表題作ほか、巨匠と大女優との壮絶な
確執など、現代の奇譚とも呼ぶべき物語全6篇を収録。
【満足度】 ★★★
End------------------------------------------------
長老として芸能界に重きをなす音楽評論家の鍋島から、業界のパーティーで
乾杯の音頭を取る役目「乾杯屋」の株を買わないかと持ちかけられた定年目前
のスポーツ新聞記者・才谷。退職金3000万円を注ぎ込んで乾杯屋稼業に乗り出
し、順風満帆なスタートを切ったが……。
本書は、表題作を含め、6つの短編が収録された短編集で、己の欲望や妄念
に翻弄される人間の弱さが鋭く描かれています。表題作は割と面白かったもの
の、作品自体にバラつきがあるというか、良し悪しがハッキリと分かれたのと、
違和感を感じる作品もあったので、全体としては可もなく不可もなくという感
じでした。
<本紹介>
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【ジャンル】ミステリ
【著書名】 カラスの親指
【著者名】 道尾秀介
【出版社】 講談社
【初 刊】 2008年7月22日
【金 額】 1700円+税
【カバー文】詐欺を生業とする中年2人組の生活に、1人の少女が舞い込んだ。
2人は戸惑うが、同居人はさらに増え「他人同士」の奇妙な共同
生活が始まった。失くしたものを取り戻すため、過去と訣別する
ため、彼らが企てた大計画とは!?
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
妻子を失い、詐欺師をして暮らす2人の中年男のもとに若い女の子が転がり
込んでくる。心に傷を負ったものたちが集う擬似家族の物語ではありますが、
二転三転する真相は呆気取られるほどで、詐欺師と闇金との戦いが何ともスリ
リング。また、弱者となった人々の哀切な叫びが物語を深めており、何度も敷
かれている伏線や、大計画の真実など、見所も多かったです。
<本紹介>
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【ジャンル】サスペンス
【著書名】 クロク、ヌレ!
【著者名】 真梨幸子
【出版社】 講談社
【初 刊】 2008年9月4日
【金 額】 1600円+税
【カバー文】謎の死を遂げた世界的流行作家、ジョー・コモリ。広告代理店勤
務の貴代美とプランナーのミチルは、一世一代の大企画のため、
彼の人生を追い始めた。やがて浮かび上がる無名画家の非業の死。
2人の間に何があったのか…?!
【満足度】 ★★★
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物語は、愛と憎悪を描いたサスペンスですが、独特のドロドロ感がありまし
た。展開に多少の無理があったのと、ミステリ要素が薄かったことは欠点とは
思いますが、犯人には意外性があり、それなりの面白さはありましたが、読み
手によって評価は分かれそうな作品だとは思います。
<本紹介>
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【ジャンル】小説
【著書名】 今日の特集
【著者名】 戸梶圭太
【出版社】 中央公論新社
【初 刊】 2008年9月25日
【金 額】 1700円+税
【カバー文】報道番組の孫請け制作会社に勤めるADの明坂。ある日、取材中
に非常に危険で残酷な「ありえない真実」が爆発。暗い憎悪の奔
流が、彼を襲い始めた…。現代社会の縮図をリアルに描く長篇小
説。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
物語は、TVの取材クルー4人を主人公にした報道番組の裏側の暗黒さを描
いたもので、特に後半は一気にハチャメチャさ満開の戸梶節が炸裂します。報
道番組の孫請け製作会社の努める主人公のADを通して、格差の再生産、親子
関係、青少年の道徳観、マスコミのあり方などの、怒りややるせなさを戸梶カ
ラーで表現していますが、描かれているのは憎悪の世界で、戸梶ファンなら読
み慣れた展開ではあるものの、初めて戸梶作品を読む人なら嫌悪感を感じる人
もいるかも。
<本紹介>
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【ジャンル】小説
【著書名】 喜の行列 悲の行列
【著者名】 藤田宜永
【出版社】 毎日新聞社
【初 刊】 2008年7月25日
【金 額】 1600円+税
【カバー文】福袋の行列に並ぶ事で始まった運命の連鎖。定年を間近に控えた
男が列の先で手に入れるのは、喜びか、悲しみか。エンターテイ
ンメント長編。『サンデー毎日』連載に加筆修正し単行本化。
【満足度】 ★★★★☆
End------------------------------------------------
福袋の行列に並ぶことで始まった、運命の連鎖……。定年を間近に控えた男・
宝福喜朗は、自宅での喫煙を家族に許してもらうために、福袋を求めて大晦日
からの二日間を路上で過ごすことになった。列にはどこかワケアリの老若男女
が集まり、喜朗の周りでは次々と不可解な出来事が起こる。そんな中、列に並
ぶ若い女と喜朗は急接近するが…喜朗が列の先で手に入れるのは、喜びか?悲
しみか?
物語は、福袋を求めて並ぶ人達の、年末から年始にかけての2日間の出来事
が描かれ、行列に並ぶ人々に、それぞれ秘密があり、実は人間関係がすべて繋
がっていたというファンタジー。運命の連鎖によって、浮気や誘拐、はたまた
殺人事件なども様々な出来事が起こるも、その元でもある福袋を求めて並んで
いた主人公が、何も知らずに妻と娘に福袋を買って帰宅するまでが描かれます
が、単なる福袋の行列を、運命の連鎖に描いたアイデアは良かったですし、登
場人物の人間模様が実に良かったです。
<本紹介>
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【ジャンル】ミステリ
【著書名】 京女殺人法廷 裁判員制度元年
【著者名】 姉小路祐
【出版社】 講談社
【初 刊】 2008年9月25日
【金 額】 1500円+税
【カバー文】素人たちが突然探偵役に…!? 新米タクシーの運転手、食堂の
親父、女子大生たちが裁判員となって取り組む殺人事件は、どん
どんややこしくなり…。2009年実施予定の裁判員制度を想定
した本格社会派ミステリー。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
民家の焼け跡から美人タレントの焼死体が見つかり、解剖で首を絞めたこと
による窒息が死因と判明。数日後、「夫と不倫関係にあった被害者を殺した」
と自首する女が現れ、彼女を裁く裁判になるはずだった。しかし裁判初日に被
告は犯行を否認。裁判は混迷し、3日程度で終わるはずだったが長期化する。
大手タクシー会社の新入社員、ひとりで定食屋を切り盛りする自営業者、中学
生の息子を持つ専業主婦など、さまざまな裁判員が初めての法廷で右往左往す
る。果たして事件の真相は……。
本書は、一般市民が刑事裁判に参加したら、現場で何が起こるのかという、
裁判員制度を題材にした社会派ミステリー。裁判員に選ばれたらどんな事態が
想定できるのかを具体的に想像できる他、裁判員制度の問題点についても言及
しており、謎解きも面白かったです。
<本紹介>
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【ジャンル】新書
【著書名】 「心の傷」は言ったもん勝ち
【著者名】 中嶋 聡
【出版社】 新潮新書
【初 刊】 2008年6月20日
【金 額】 680円+税
【カバー文】「心に傷を受けた」と宣言したら、詳しい検証もなく、一方的に
相手を加害者と断罪。そんな「エセ被害者」がのさばっている現
代日本。過剰な被害者意識はもうたくさん! 被害者帝国主義時
代の到来に現役精神科医が示す処方箋。
【満足度】 ★★
End------------------------------------------------
「心に傷を受けた」と宣言したら、あとはやりたい放題。詳しい検証もなく、
一方的に相手を加害者と断罪する――そんな「エセ被害者」がのさばっている
現代日本。PTSD、適応・パニック障害から、セクハラ、痴漢冤罪、医療訴
訟まで、あらゆる場面で「傷ついた」という言い分が絶対視されている。そう、
「被害者帝国主義の時代」が到来したのだ。過剰な被害者意識はもうたくさん!
現役精神科医が示す処方箋。
著者は、現役精神科医が心の病に対しての被害者意識の濫用についてを書い
たものですが、確かにセクハラやパラハラなど被害者認定が多くなっている現
代、弊害といえるものも出てきていますし、明らかに行き過ぎと思える出来事
も多くなってきていますから、心の病の問題に対して、論じることは良いとは
思うものの、「エセ被害者がのさばっている」と現役精神科医が唱える自体、
正直本書を書いた意図が分からない。というのも、PTSDやパニック障害な
ど、様々な心の病がありますが、それらの病を精神科医が否定することにも繋
がりかねませんし、確かにエセ被害者がのさばっている問題もあるでしょうが、
それと実際の心の病とをごちゃまぜにするような内容箇所もあり、問題提起に
はなっているだろうが、心の病を治療する立場の精神科医が、最初から心の病
の患者を否定するようにも受け取れる内容の著書を出すということは、批判的
な見方をする人も多いでしょう。色々と考えさせられる内容ではありますが、
何だか著者の書いたもん勝ちという気がした一冊です。
【さ行】
<本紹介>
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【ジャンル】落語ミステリ
【著書名】 芝浜謎噺
【著者名】 愛川 晶
【出版社】 原書房
【初 刊】 2008年4月28日
【金 額】 1800円+税
【カバー文】あの「芝浜」を、故郷で病気の母に聞かせてやりたい…。なんと
かしてやりたいと弟弟子のために悩む八ちゃんこと寿笑亭福の助。
そこへ起こった紅梅亭ダイヤ消失事件! 笑いあり、ほろりと泣
ける、本格落語ミステリー第2弾。
【満足度】 ★★★★
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本書は、前作『道具屋殺人事件』に続く落語ミステリーの第2弾。その本書
は3つの作品が収録されていますが、古典落語とミステリをうまく融合してい
ます。前作は事件を重視して描かれていたものの、今回は落語家としての芸の
修行を巡る話で、特に落語ファンにとっては、より面白さが増しているように
思います。非常にテンポも良く、謎解きの過程も凝っており、次の第3弾にも
期待したいです。
<本紹介>
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【ジャンル】山岳ミステリ集
【著書名】 生還 山岳捜査官・釜谷亮二
【著者名】 大倉崇裕
【出版社】 山と渓谷社
【初 刊】 2008年9月20日
【金 額】 1800円+税
【カバー文】北アルプス黒門岳で起こった滑落事故で、女性が不審な死を遂げ
た。現場に残された痕跡は何を意味しているのか。山岳遭難救助
隊特別捜査係・釜谷亮二は、彼女の死の真相を探るため山を駆け
巡る。山岳推理小説。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
本書は、4編からなる山岳小説集で、山での死亡事案の中で、状況に不審な
点が認められた時にお呼びがかかり、現場に残されたわずかな痕跡をもとに、
その死が事故なのか故意によるものなのかを明らかにする、架空の山岳捜査官・
釜谷亮二を主人公に、同じく山岳小説の『聖域』で主人公と共に活躍した山岳
遭難救助隊隊長の松山が、本書でも重要な役割を演じ、姉妹編とも呼べる作品
です。
その『聖域』に比べると、比較的ライトな感じの作品集で、ミステリ部分で
の多少の弱さはあったものの、山の臨場感がタップリで、登場人物達の熱い心
が伝わる、山岳の魅力を描いた作品です。
<本紹介>
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【ジャンル】法廷ライブ
【著書名】 「セレブ妻」夫バラバラ殺害事件
【著者名】 産経新聞社会部
【出版社】 扶桑社
【初 刊】 2008年5月20日
【金 額】 1300円+税
【カバー文】裁判員制度の導入まであと1年。あなたが裁判員なら、被告は心
神喪失で無罪ですか? それとも、精神鑑定の信頼性を認めず、
厳罰を科しますか? 法廷での審理をすべて収録。ニュースサイ
ト『MSN産経ニュース』を書籍化。
【満足度】 ★★★☆
End------------------------------------------------
本書は、社会的な注目をあびた「セレブ妻」夫バラバラ殺害事件の公判の一
部始終を再現した裁判本。この内容はMSN産経ニュースでも読んでいたので、新
鮮さはありませんでしたが、被告がそのような犯行を犯すに至ったかの「犯行
の背景」「経緯」「動機」という部分で、検察と弁護側の主張は真っ向から対
立した箇所は読み応えがあり、報道だけでは分からない部分や、裁判員制度と
も照らし合わせて考えると、このような事件では裁判員制度を導入することは、
さらに大きな混乱と問題を引き起こす可能性があるとも感じました。
【た行】
<本紹介>
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【ジャンル】小説
【著書名】 TOKYO BLACKOUT
【著者名】 福田和代
【出版社】 東京創元社
【初 刊】 2008年10月30日
【金 額】 1600円+税
【カバー文】午後7時、信濃幹線の鉄塔爆破。午後9時、東北連系線の鉄塔に
ヘリが衝突、倒壊。最後の希望が砕かれたとき、未曾有の大停電
が東京を襲う! すべてを操る犯人の意図とは? 弩級のクライ
シス・ノベル。
【満足度】 ★★★★☆
End------------------------------------------------
8月24日午後4時、東都電力熊谷支社の鉄塔保守要員一名殺害。午後7時、
信濃幹線の鉄塔爆破。午後9時、東北連系線の鉄塔にヘリが衝突、倒壊。さら
に鹿島火力発電所・新佐原間の鉄塔倒壊……しかしこれは、真夏の東京が遭遇
した悪夢の、まだ序章に過ぎなかった。最後の希望が砕かれたとき、未曾有の
大停電が首都を襲う!
本書は、首都圏に電力を供給する電線がテロで寸断され、東京全域が大停電
に見舞われる物語で、復旧にかける電力会社の男達、かたや犯人を追う警察、
前代未聞の事態に対して対策を練る政府、突然の停電に混乱する一般人、そし
て停電を起こした犯人など、停電によって起こる様々な方面でのドラマをスピ
ーディーに、颯爽とそして余韻深く描いたサスペンス。停電時の電力会社だけ
ではなく、官公庁、企業、病院、鉄道会社など、各種機関の対応も丹念に書き
込まれており、加えて、停電した都内各地の様子も随所に挟まれ、大トラブル
が発生した東京での停電模様が実に丁寧に描かれ、その大規模な犯罪と停電と
いう災害と対比して、登場人物個々の物語は濃密なドラマとなっており、読み
応えのあるサスペンスです。
【な行】
<本紹介>
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【ジャンル】グルメ
【著書名】 日本全国おとなの駅弁215
【著者名】 入江織美
【出版社】 ぶんか社
【初 刊】 2008年8月10日
【金 額】 524円+税
【カバー文】見知らぬ町や村へのイメージが膨らみ、味覚をも満足させてくれ
る「おとなの駅弁」を厳選し、都道府県別に紹介。容器や食材な
どがユニークな駅弁や、知っておくと味わいも深まる駅弁雑学も
掲載。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
サブタイトルに「一度は食べたい! いかめし、釜めし、鶏めし…超定番駅
弁から変わり種まで」とありますが、本書はタイトルで分かるように215の
日本全国の駅弁が紹介されたもの。価格も安く、コンビニ本(という表現でい
いのかな?)として気軽に買って読むことができますが、駅弁の雑学も載って
おり、駅弁の魅力が満載です。
<本紹介>
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【ジャンル】新書
【著書名】 野村再生工場
【著者名】 野村克也
【出版社】 角川書店
【初 刊】 2008年8月10日
【金 額】 705円+税
【カバー文】「失敗」と書いて「せいちょう」と読む。人間再生の極意とは、
ひとつの言葉と本人の「気づき」にある。それだけで人は変わる。
意識付けから考え方、ぼやき方まで、楽天的再生論の極意を初公
開。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
サブタイトルに『叱り方、褒め方、教え方』ともありますが、人材の的確な
把握、選手の再生、そして強固の目標の認識など、「野村再生工場」のノウハ
ウを公開したのが本書。昨年、38歳にしてホームランと打点の二冠王となっ
た山ア武司についての逸話を始めとして、数多くのプロ野球選手の実名を挙げ
ながら、事例を織り込み、独自の理論が書かれています。個人的には、楽天イ
ーグルスの初代監督であった田尾氏の解任劇の真相が非常に興味深かったです。
<本紹介>
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【ジャンル】新書
【著書名】 2階で子どもを走らせるなっ!
【著者名】 橋本典久
【出版社】 光文社新書
【初 刊】 2008年7月20日
【金 額】 740円+税
【カバー文】子どもの足音や公園の噴水で遊ぶ声を「騒音」と見なす時代が到
来した。音環境工学の専門家で近隣トラブル解決センターの設立
運動に携わる著者が、キレる隣人への対応策を考え、平穏な暮ら
しを取り戻すための処方箋を提示する。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
本書は、騒音トラブルを中心に、隣人同士で生じる「いがみ合い」をテーマ
に書いたもので、そのトラブル対応策も含めてレポートしています。著者はア
メリカに倣った「近隣トラブル解決センター」の地方自治体での設立を説いて
いますが、そうした解決センターというのがアメリカにあること自体知りませ
んでしたが、これは非常に良いアイデアだとも思いますし、益々核家族化が進
み、騒音や近隣トラブルも増えていくことでしょうから、社会全体での取り組
みも視野に入れるべきと思います。
<本紹介>
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【ジャンル】新書
【著書名】 名ばかり管理職
【著者名】 NHK「名ばかり管理職」取材班
【出版社】 NHK出版
【初 刊】 2008年7月10日
【金 額】 700円+税
【カバー文】管理職とは何なのか…。「名ばかり管理職」問題を追い続けてき
たNHK取材班が、労働現場に広がる過酷な実態とともに、それ
に依存して成り立つ日本社会のゆがみに迫る。NHKスペシャル
で放送された同名番組を書籍化。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
本書は、NHKスペシャルで放送された同名番組を書籍化したもので、十分
な権限や裁量もないのに管理職として扱われ、残業手当も支給されないまま過
酷な長時間労働を強いられる“名ばかり管理職”の実態を取り上げたもの。更
には、摘発を受けてとまどう企業にも密着し、全国の管理職に対するアンケー
トも通じて、“名ばかり管理職”の問題を多角的に検証しています。
<本紹介>
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【ジャンル】小説集
【著書名】 ぬばたま
【著者名】 あさのあつこ
【出版社】 新潮社
【初 刊】 2008年1月20日
【金 額】 1400円+税
【カバー文】山は人魂の還るところだ。恐怖の裏に安穏があり、冥福がある。
山に囲われて生きた者は、みな誰も還るのだ…。逝く者の無念と
生きる者の苦しみを、山々を舞台に描く怖ろしくも哀しい物語。
【満足度】 ★★
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物語は、山に囚われた人々について語られる、4つの幻想ホラーですが、こ
れまで青春小説を描いてきた著者だけに、そのイメージが強く、正直著者の文
章とホラーとが合っていないというか、恐怖さがあまり伝わってきませんでし
たし、著者らしくない期待ハズレの作品でした。
【は行】
<本紹介>
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【ジャンル】小説
【著書名】 平等ゲーム
【著者名】 桂 望実
【出版社】 幻冬舎
【初 刊】 2008年8月25日
【金 額】 1500円+税
【カバー文】現代社会の歪みを是正するために生まれた究極の楽園「鷹の島」。
そこでは、仕事は抽選で4年ごとに交代、島の収入は平等に分配
される。嫉妬や私欲にかられることなく、まさに天国。の、はず
だった…。
【満足度】 ★★★★☆
End------------------------------------------------
2008年、3組の夫婦が瀬戸内海の小島・鷹の島に「全員平等」を理念と
する共同社会を築いた。特権階級を作らないよう、仕事は4年ごとの抽選で決
められ、島には貨幣もない。全てのことは島民全員による多数決で決定し、学
校では、成績や順位をつけない。その鷹の島誕生から100年後。島で生まれ
育った34歳の芦田耕太郎は、島への移住希望者の身辺調査を行い、本当に移
住したいのかを確認する「勧誘係」を仕事としている。島がユートピアだと信
じて疑わないが、勧誘のため島外の人間と接触するなかで絵を描く才能を見い
だされる。そんな耕太郎の前に、3年前に声楽家を目指し彼を捨てて外国留学
した元恋人の礼子が突然、現れた。一方で、島こそが理想社会だと信じて仕事
に励む耕太郎は、姉の淑子の話に耳を疑う……。
最近の著者の作品はイマイチ的な作品が続いていましたが、本書は『県民の
星』に匹敵する作品で、社会における平等や格差というものを上手く物語とし
ています。主人公の、平等世界から外の世界に触れて心境の変化なども、しっ
かりと描かれ、平等とは何か?を改めて考えさせられる一冊でした。
<本紹介>
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【ジャンル】ミステリ
【著書名】 平台がおまちかね
【著者名】 大崎 梢
【出版社】 東京創元社
【初 刊】 2008年6月30日
【金 額】 1500円+税
【カバー文】自社本をたくさん売ってくれた書店を訪ねたら、なぜか冷たくあ
しらわれ、文学賞の贈呈式では受賞者が現れない…。個性的な面
々に囲まれながら波瀾万丈の日々を奮闘する、新人出版社営業部
員・井辻くんのハートフル・ミステリ。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
社員数約40名のミステリの老舗版元・明林書房。その営業部の新人・井辻
智紀は、先輩営業マンが編集部に異動になり、彼のあとを引き継いで様々な書
店へと営業に出かけるものの、明林の本を沢山売ってくれていた書店を訪れて
も、何故か冷たくあしらわれ、明林主催の文学賞の贈呈式に、受賞者が現れな
かったりと、受難の日々が続く、井辻くんの、奮闘ぶりを描いたハートフル・
ミステリ。
5つの作品からなる連作作品ですが、出版界と書店の裏側が描かれており、
本好きなら楽しめる作品。ただ、ミステリ部分が弱いため、ミステリに期待し
ていると裏切られますが、出版界の営業についてや、業界の裏側をうまく展開
に取り込んでいて、面白かったです。
<本紹介>
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【ジャンル】小説
【著書名】 ファイアー・フライ
【著者名】 高嶋哲夫
【出版社】 文藝春秋
【初 刊】 2008年5月15日
【金 額】 1619円+税
【カバー文】社長と間違われて、突然誘拐された企業の主任研究員・木島。監
禁された廃村でいつしか犯人たちと心を通わせ、自分を取り戻し
ていく木島に横領犯の汚名が…。自然から切り離され、人との絆
も薄れた現代人に贈る「再生」の物語。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
セネックス工業開発部の主任研究員である木島は、社長宅からの帰り、男女
二人に誘拐される。社長と木島を勘違いした犯行だった。監禁されたのは山深
い廃村。そこで、いつしか犯人たちとの心の交流が生まれ、仕事漬けの日々か
ら解放され、自然に囲まれた日々を送るうち、次第に自分を取り戻してゆく木
島。しかし監禁中の彼に、横領罪の汚名が。犯人たちも首謀者との連絡が取れ
ず、孤立してゆく。人質としても、犯人としても、行き場を失った彼らは互い
に協力しあい、身代金を盗ることにするのだが……。
物語は、犯罪被害者が、犯人と一時的に時間や場所を共有することによって、
過度の同情さらには好意等の特別な依存感情を抱く「ストックホルム症候群」
を背景とした作品。著者らしく読み応えのある展開でもあり、単なる犯人と事
件被害者との交流に留まらず、ミステリ要素も加えられており、一般的な誘拐
小説とは違い、面白かったです。
<本紹介>
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【ジャンル】連作小説
【著書名】 ばす
【著者名】 山本甲士
【出版社】 双葉社
【初 刊】 2008年9月21日
【金 額】 1500円+税
【カバー文】池に落ちているルアーで楽に商売ができないかと考えた食堂の息
子、バス釣り人を悪者にする映像を撮るために奮闘するプロデュ
ーサー…。ブラックバス騒動の周辺で地味に人生を狂わされた人
々を描くシニカル・ユーモア連作集。
【満足度】 ★★★★
End------------------------------------------------
本書は、ブラックバスに翻弄される人々を、ブラックユーモアを交えた連作
として描いた作品で、バス釣りを選挙対策に使おうと企む市会議員、在来種の
魚を研究する大学准教授、バス釣り擁護派の釣り具店員……など、擁護派と駆
除派の諍いも含めた人生模様は読み応えがありました。特に釣り好きなら読ん
で損はないでしょう。
<本紹介>
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【ジャンル】エッセイ
【著書名】 ぼくは猟師になった
【著者名】 千松信也
【出版社】 リトルモア
【初 刊】 2008年9月21日
【金 額】 1600円+税
【カバー文】獲って、さばいて、食べる…。京都に住む若者は、いったい何を
思い猟師になったのか? 狩猟8年目、33歳の猟師の暮らしと
は? 自然と共にある生活から、現代の食卓を見つめなおす。
【満足度】 ★★★★☆
End------------------------------------------------
本書は、京都在住の33歳の猟師の書き下ろしエッセイ。山を駆け巡って獣
を捕らえ、その鹿や猪を捌いて、食べる。捌いた肉は自分の食べられるだけを
持ち帰り、後は小型肉食獣たちの食べ物として、山に戻すという日々の生活を
中心に、友人達との猟ライフ、調理方法、罠の仕組みなど、狩猟について改め
て考えさせられます。本書の中に「地球の裏側から輸送された食材がスーパー
に並び、食品の偽装が蔓延するこの時代にあって、自分が暮らす土地で、他の
動物を捕まえ、殺し、その肉を食べ、自分が生きていく。その全てに関して責
任があるということは、とても大変なことであると同時にとてもありがたいこ
とだと思います」という一文がありましたが、この言葉に色々と考えさせられ
ました。お金を出せば、食べ物が買える時代に、自給自足の生活から、自然と
共にある生活から現代の食卓を見つめなおす一冊だとも思います。
<本紹介>
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【ジャンル】エッセイ
【著書名】 へんでないかい!?北海道
【著者名】 千石涼太郎
【出版社】 グラフ社
【初 刊】 2008年6月25日
【金 額】 952円+税
【カバー文】道産子は新聞記事のなかで死亡欄が一番好き。北海道では葬式で
も笑顔で記念写真を撮る…。北海道にまつわるデマ、ジョーク、
勘違い、冗談のようなホントの話、本州の人には信じられないよ
うな常識を、イラストと文章で紹介。
【満足度】 ★★★☆
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本書は、北海道のウソのようなホントの話や、道外の方の大いなる勘違いの
エピソードなど、“北海道の変”をエッセイとしたもの。以前に著者の『いん
でないかい!!北海道』を読みましたが、北海道シリーズといってもいい、おも
しろ話が多く取り上げられています。新聞の死亡欄の話も載っていましたが、
本州では考えられないでしょうが、北海道では、大きな折り込みチラシで死亡
広告を出す地域もありますが、こうしたことは北海道の一部の地域では常識と
もなっていますが、こうした話が載っています。また、北海道では甘納豆が入
った「豆パン」というのが、どこでも売られていますが、この豆パンって本州
では滅多に見かけないとのことで、これは意外でもありました。
<本紹介>
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【ジャンル】小説
【著書名】 夫婦一年生
【著者名】 朝倉かすみ
【出版社】 小学館
【初 刊】 2008年8月4日
【金 額】 1200円+税
【カバー文】太田青葉&太田朔郎、33歳、結婚1年目。申し訳ないけど、仕
合わせです! トキメキだけじゃなく、素直で温かいふたりの新
婚生活をコミカルにリアルに小気味よく描いた、心を「ギュッ」
とつかまれる小説6編を収録。
【満足度】 ★★★★
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青葉と朔郎は、決して若々しいとはいえないが、新婚ホヤホヤのカップル。
朔郎の転勤先北海道での新生活がはじまった。料理もご近所づきあいも、悪戦
苦闘の青葉だが不器用ながらも新しい『我が家』を見つけていく…。
物語は、新婚一年目のカップルを描いた作品で、出会い・結婚・北海道での
生活など2人の日常が6編として描かれていますが、非常にコミカルな作品で、
ドラマチックな出来事が起こるわけではありませんが、相性のよい2人が一緒
に暮らして夫婦に馴染んでゆく様子が上手く物語となっています。
<本紹介>
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【ジャンル】小説
【著書名】 陽だまりの彼女
【著者名】 越谷オサム
【出版社】 新潮社
【初 刊】 2008年4月20日
【金 額】 1400円+税
【カバー文】中学時代の幼馴染と10年ぶりに再会した俺。冴えないイジメら
れっ子だった彼女は、驚異の大変身を遂げていた。モテ服にさら
さら大人ヘア、しかも、デキる女系。でも彼女、俺には計り知れ
ないとんでもない過去を抱えていて…。
【満足度】 ★★★★
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恋の始まりに、理由なんてない。でも、恋の終わりには、必ず理由がある…。
運命の人を、そんなに簡単にあきらめちゃって、いいんですか? 中学時代の
幼馴染と10年ぶりに再会した俺。冴えないイジメられっ子だった彼女は、驚
異の大変身を遂げていた。モテ服にさらさら大人ヘア、しかも、デキる女系。
でも彼女、俺には計り知れないとんでもない過去を抱えていて…哀しくて可笑
しくてふわふわ心温まる、恋する切なさのすべてがつまった恋愛小説。
これまでの作品とは違った恋愛小説で、中学生時代の同級生が、社会人とし
て再会し、それぞれ胸に秘めていた思いを実らせ、駆け落ちをし結婚に至るが
……という展開ですが、伏線もあっての意外なラストもよく、単なる恋愛だけ
で終わらせていないところも良かったです。
<本紹介>
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【ジャンル】新書
【著書名】 バカポジティブ
【著者名】 関根 勤
【出版社】 ヴィレッジブックス
【初 刊】 2008年6月30日
【金 額】 740円+税
【カバー文】「バカみたいにポジティブ!」は褒め言葉。誰といても、どんな
場面でも肩の力を抜いて、ゆる〜く世の中楽しんでいきましょう。
一緒にいて心地よい人No.1の関根勤が明かす、人生の法則。
【満足度】 ★★★☆
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本書は、芸能生活30周年を記念して、コメディアンでもある関根勤さんが、
自分自身の人生経験から得たバカポジティブな43の法則を1冊にまとめたも
の。ポジティブなことが書かれたエッセイ集ともいえますが、「自分が言われ
て嫌な事は他人に言わない」「人間関係の基本は挨拶」「失敗したときには誠
心誠意、謝る」など、当たり前のことの重要さを書いており、エピソードも交
えて、関根勤さんらしい明るさが前面に出た一冊です。
<本紹介>
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【ジャンル】小説
【著書名】 ボックス!
【著者名】 百田尚樹
【出版社】 太田出版
【初 刊】 2008年7月8日
【金 額】 1780円+税
【カバー文】高校ボクシング部を舞台に、天才的ボクシングセンスの鏑矢、進
学コースの秀才・木樽の2人の少年を軸に交錯する友情、闘い、
挫折、そして栄光。さまざまな経験を経て2人が掴み取ったもの
は…。
【満足度】 ★★★★☆
End------------------------------------------------
物語は、大阪の下町の高校ボクシング部を舞台に、アホでどうしようもない
がボクシングセンスだけは天賦の才を持つ「鏑矢」と、その鏑矢に憧れて同じ
くボクシングを習い始める優等生「木樽」の2人の高校生が、様々な出来事や
経験を通じて成長してゆく姿を描がいた、ストレートなボクシング小説。とに
かくボクシング場面が非常にリアルで、その迫力が読んでいても伝わってきま
すし、スピード感も抜群で、正統派スポーツ青春小説として熱くさせられる物
語です。個人的には、この作品はぜひとも映画化してほしいとも思いますし、
実に読み応えのあるスポーツ小説でした。
【ま行】
【や行】
【ら行】
<本紹介>
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【ジャンル】ビジネス
【著書名】 ラクをしないと成果は出ない
【著者名】 日垣 隆
【出版社】 大和書房
【初 刊】 2008年5月30日
【金 額】 1429円+税
【カバー文】「一生懸命」に働くな! 好きな仕事で所得倍増。会いたい人が
会いにくる。自分の時間を確保する…。「やるべきこと」を圧縮
し、「やりたいこと」を拡大する100のアイデアを掲載。
【満足度】 ★★★☆
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著者にしては珍しいビジネス本で、100項目に分けて著者独特の意見とア
イデアが書かれています。妙に納得させられるところと、そうでない部分とが
入り混じっていましたが、サラリと読めて読みやすい内容で、仕事でも私生活
でも効率を上げるポイントをうまくまとめています。
【わ行】
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