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ローカル線の旅

■ 駅一覧と接続路線

駅番号 駅名 営業キロ 撮影 接続路線 所在地
Y00 高松 0.0 四国旅客鉄道:高徳線(T28) 香川県 高松市
Y01 香西 3.7
Y02 鬼無 6.4  
Y03 端岡 9.8   綾歌郡国分寺町
Y04 国分 12.2  
Y05 讃岐府中 14.5   坂出市
Y06 鴨川 16.9  
Y07 八十場 18.9  
Y08 坂出 21.6 四国旅客鉄道:本四備讃線 (瀬戸大橋線)
Y09 宇多津 26.2 四国旅客鉄道:本四備讃線 (瀬戸大橋線) 綾歌郡宇多津町
Y10 丸亀 28.8   丸亀市
Y11 讃岐塩屋 30.4  
Y12 多度津 33.0 四国旅客鉄道:土讃線(D12) 仲多度郡多度津町
Y13 海岸寺 36.8  
  (臨)津島ノ宮 39.8   三豊市
Y14 詫間 42.3  
Y15 みの 44.8  
Y16 高瀬 47.3  
Y17 比地大 50.3  
Y18 本山 52.7  
Y19 観音寺 56.8   観音寺市
Y20 豊浜 62.3  
Y21 箕浦 66.7  
Y22 川之江 72.5   愛媛県 四国中央市
Y23 伊予三島 77.9  
Y24 伊予寒川 82.0  
Y25 赤星 86.2  
Y26 伊予土居 88.9  
Y27 関川 92.5  
Y28 多喜浜 99.7   新居浜市
Y29 新居浜 103.4  
Y30 中萩 108.2  
Y31 伊予西条 114.6   西条市
Y32 石鎚山 118.1  
Y33 伊予氷見 120.6  
Y34 伊予小松 121.9  
Y35 玉之江 124.8  
Y36 壬生川 127.1  
Y37 伊予三芳 130.5  
Y38 伊予桜井 138.1   今治市
Y39 伊予富田 141.9  
Y40 今治 145.2  
Y41 波止浜 149.9  
Y42 波方 152.6  
Y43 大西 156.7  
Y44 伊予亀岡 162.2  
Y45 菊間 166.2  
Y46 浅海 170.9   松山市
Y47 大浦 174.1  
Y48 伊予北条 177.2  
Y49 柳原 179.4  
Y50 粟井 180.6  
Y51 光洋台 182.6  
Y52 堀江 185.2  
Y53 伊予和気 187.3  
Y54 三津浜 191.0  
Y55
U00
松山 194.7  
U01 市坪 198.2  
U02 北伊予 200.6   伊予郡松前町
U03 伊予横田 203.3  
U04 鳥ノ木 205.1   伊予市
U05 伊予市 206.3  
S06 向井原 208.8 四国旅客鉄道:予讃線(内子方面)(U06)
S07 高野川 214.2  
S08 伊予上灘 217.4  
S09 下灘 222.7  
S10 225.3  
S11 喜多灘 228.5   大洲市
S12 伊予長浜 233.4  
S13 伊予出石 236.2  
S14 伊予白滝 239.6  
S15 八多喜 242.0  
S16 春賀 243.7  
S17 五郎 246.0  
S18 伊予大洲 249.8 四国旅客鉄道:予讃線(新谷方面)(U14)
U15 西大洲 251.9  
U16 伊予平野 253.8  
U17 千丈 260.9   八幡浜市
U18 八幡浜 263.1  
U19 双岩 267.8  
U20 伊予石城 272.7   西予市
U21 上宇和 275.7  
U22 卯之町 277.7  
U23 下宇和 280.3  
U24 立間 286.9   宇和島市
U25 伊予吉田 289.6  
U26 高光 294.2  
U27 北宇和島 296.4 四国旅客鉄道:予土線(G46)
U28 宇和島 297.9 四国旅客鉄道:予土線(G47)

注1:太字は特急停車駅です.
*各駅舎はをクリックすると詳細が見れます.


予讃線(よさんせん)は、瀬戸内海と宇和海に沿って香川県高松市の高松駅から松山駅を経て、愛媛県宇和島市の宇和島駅に至る四国旅客鉄道(JR四国)の鉄道路線(幹線)である。このほか向井原〜内子間、新谷〜伊予大洲(実際は伊予若宮信号場)間の支線を持つ。

国鉄時代は予讃本線と呼ばれていたが、民営化後の1988年に四国旅客鉄道は線路名称を改正し予讃線に改称された。高松〜坂出〜宇多津間は本四備讃線・宇野線とともに瀬戸大橋線という愛称が付けられている。

なお、『時刻表』や『鉄道要覧』では内子経由の短絡ルートの分岐点を伊予大洲駅としているが、実際の分岐点は五郎〜伊予大洲間にある伊予若宮信号場である。ここでは『時刻表』や『鉄道要覧』に倣い伊予大洲駅を分岐点として記述する。

国鉄時代から四国の重要幹線として位置づけられ、早くから一線スルー化やRC(遠隔操作)化でスピードアップに取り組んでいた。さらに1986年、向井原〜伊予大洲間について内子経由の新線が完成し、これまで伊予灘に面した伊予長浜経由の従来線で運転されていた特急・急行列車は、内子線を含めた内子経由の短絡ルートに変更され所要時間が短縮された。このことは、従来線で屡々起こった台風上陸などによる運転見合わせから解放されたという点でも重要である。その後も電化による電車の投入や重軌条化、駅構内の一線スルー化、弾性分岐器化により高速化が図られ、単線区間を運転する列車の表定速度は全国でもトップレベルである。但し、多度津以西は単線であるのと、各駅の有効長が特急停車駅でも8両である為、輸送力は限界に来ている。(ダイヤグラムを見れば分かる通り、交換駅では殆ど待避列車がある。)

また、特急停車駅以外では有効長の短い駅が多いのと運転停車を減らすため、ダイヤ面で特急列車の交換は特急停車駅で行うように苦心している。特に松山駅以西では多客期に特急列車を増結して最大8両編成にするために、交換駅の変更やローカル列車のスジ変更を余儀なくされている。
※かつて団体輸送のために特例として、キハ185系「しおかぜ」の5両編成を2組併結して10両編成で高松〜松山間を運転したことはある。

なお、近代的な線路と裏腹にローカル然とした駅が多く、通票閉塞時代の面影を残す駅が多く、昔ながらの雰囲気を好む鉄道ファンを喜ばせている。

トンネル断面が小さいまま電化したため、パンタグラフ折りたたみ高さが3900mm以上の電車(JR四国以外の電車のほぼすべて)は予讃線最初のトンネルである鳥越トンネルを越えて愛媛県に入ることができない。

■ 路線データ

管轄・路線距離(営業キロ):
 四国旅客鉄道(第一種鉄道事業者):
  高松〜宇和島間 297.6km
  向井原〜内子間 23.5km
  新谷〜伊予大洲間 5.9km(新谷〜伊予若宮信号場間は3.5km)
 日本貨物鉄道(第二種鉄道事業者):
  高松〜内子間 (232.0km)
  伊予大洲〜宇和島間 (48.1km)
  伊予大洲〜新谷 (5.9km)
軌間:1067mm
駅数:
 旅客駅:94駅(起終点駅・臨時駅含む)
 貨物駅:1駅(高松貨物ターミナル駅)
複線区間:高松〜多度津間
電化区間:高松〜伊予市間(直流1500V)
 閉塞方式:全線CTC化
 自動閉塞式(高松〜伊予上灘間、伊予白滝〜宇和島間、向井原〜内子間、新谷〜伊予大洲間)
 特種自動閉塞式[電子符号照査式](伊予上灘〜伊予白滝間)
最高速度:
 高松〜松山間 130km/h
 松山〜内子間、伊予石城〜卯之町間 120km/h
 その他 110km/h
最小曲線:200R
最急勾配:33‰

■ 運行形態

優等列車

以下の区間に特急列車が通る。松山〜宇和島間を通る列車は全て内子経由で運転される。

高松〜伊予西条・松山・内子間、新谷〜宇和島間
   特急「いしづち」:高松〜伊予西条・松山・宇和島間
高松〜伊予西条間
   特急「ミッドナイトEXP高松」:高松〜伊予西条間
宇多津〜伊予西条・松山・内子間、新谷〜宇和島間
   特急「しおかぜ」:岡山〜伊予西条・松山・宇和島間
松山〜内子間、新谷〜宇和島間
   特急「宇和海」:松山〜宇和島間
高松〜多度津間
   特急「しまんと」:高松〜高知・中村・宿毛間
宇多津〜多度津間
   特急「南風」:岡山〜高知・中村・宿毛間
高松〜宇多津間
   特急「うずしお」:徳島〜岡山間
高松〜坂出〜宇多津(通過線)間
   寝台特急「特急サンライズ瀬戸」:高松〜東京間

地域輸送

概ね観音寺駅・伊予西条駅・松山駅で運転系統が分かれており、跨って運転される列車もあるが、全線を通して運転される列車はない。

本四連絡列車として高松〜坂出間に快速「マリンライナー」、宇多津〜観音寺・琴平間には岡山との直通列車が通る。また、高松〜多度津間には土讃線琴平・阿波池田との直通列車もあり、高松〜琴平・阿波池田・観音寺間には快速「サンポート」が運転されている。

伊予市〜伊予大洲間においては伊予長浜経由・内子経由の列車がほぼ交互に運転されている。これらは多くが松山〜八幡浜・宇和島間の運転である。松山〜伊予市間には今治・伊予北条との間を含め電車による区間列車が運転されている。

■ 歴史

讃岐鉄道により開業した高松〜多度津〜琴平間を、山陽鉄道による買収を経て、1906年に国有化し讃岐線とした。その後、多度津駅から川之江駅、伊予西条駅までと順次延伸開業し、壬生川駅まで開業した際に讃予線と改称された。その後、予讃線、予讃本線と名を改め1945年に高松〜宇和島間が全通した。

うち伊予長浜〜伊予大洲間は軽便鉄道であった愛媛線を1067mm軌間に改軌して編入したもの、宇和島〜卯之町間は宇和島線を編入したものである。支線であった多度津〜琴平間は後に阿波池田まで延伸され、高知線と繋がった際に土讃線として分離された。

高松〜下灘間
1889年05月23日 讃岐鉄道により丸亀〜多度津(のちの浜多度津)〜琴平間が開業。
1897年02月21日 高松〜丸亀間が開業。
1904年12月01日 山陽鉄道が讃岐鉄道を買収。
1906年12月01日 山陽鉄道を国有化。
1909年10月12日 線路名称制定。高松〜多度津〜琴平間を讃岐線とする。
1913年12月20日 多度津〜観音寺間が開業。多度津駅移転。
1916年04月01日 観音寺〜川之江間が開業。
1917年09月16日 川之江〜伊予三島間が開業。
1919年09月01日 伊予三島〜伊予土居間が開業。
1921年06月21日 伊予土居〜伊予西条間が開業。
1923年05月01日 伊予西条〜壬生川間が開業。讃岐線から讃予線に改称。
1923年10月01日 壬生川〜伊予三芳間が開業。
1923年12月21日 伊予三芳〜伊予桜井間が開業。
1924年02月11日 伊予桜井〜今治間が開業。
1924年08月10日 高松桟橋〜高松間が開業。高松駅構内扱い。
1924年12月01日 今治〜伊予大井(現在の大西)間が開業。
1925年06月21日 伊予大井〜菊間間が開業。
1926年03月28日 菊間〜伊予北条間が開業。
1927年04月03日 伊予北条〜松山間が開業。
1930年02月27日 松山〜南郡中(現在の伊予市)間が開業。
1930年04月01日 高松〜南郡中間、多度津〜阿波池田間を予讃線に改称。
1932年12月01日 南郡中〜伊予上灘間が開業。
1933年08月01日 予讃線から予讃本線に改称。
1935年06月09日 伊予上灘〜下灘間が開業。

下灘〜八幡浜間
1918年02月14日 愛媛鉄道の長浜町(現在の伊予長浜)〜大洲(現在の伊予大洲)間が開業。
1933年10月01日 愛媛鉄道を国有化。愛媛線とする。
1935年10月06日 下灘〜伊予長浜間が開業。愛媛線の伊予長浜〜伊予大洲間を改軌して予讃本線に編入する。
1935年11月28日 多度津〜阿波池田間を土讃線として分離。
1936年09月19日 伊予大洲〜伊予平野間が開業。
1939年02月06日 伊予平野〜八幡浜間が開業。

八幡浜〜宇和島間
1914年10月18日 宇和島鉄道 宇和島〜近永間が開業。現在の予土線。
1933年08月01日 宇和島鉄道を国有化。宇和島線とする。
1941年07月02日 宇和島線の北宇和島〜卯之町間が開業。
1945年06月20日 八幡浜〜卯之町間が開業、宇和島線の宇和島〜卯之町間を編入し予讃本線全線開通。

全通後
1959年09月15日 高松駅移転。高松桟橋駅を高松駅に統合し廃止。
1979年07月01日 貨物支線 多度津〜浜多度津間が廃止。
1984年02月01日 松山〜宇和島間の貨物営業廃止。
1986年03月03日 向井原〜内子間、新谷〜伊予大洲間開業。
        内子線内子〜新谷間とあわせて短絡ルートが完成。
        特急・急行列車が内子経由に変更。
1987年03月23日 高松〜坂出間、多度津〜観音寺間が電化。
1987年04月01日 国鉄分割民営化により四国旅客鉄道に承継。
        日本貨物鉄道が高松〜松山間を第二種鉄道事業者として承継、
        松山〜内子間、新谷〜伊予大洲間の第ニ種鉄道事業開業。
1987年10月02日 坂出〜多度津間が電化、宇多津駅移転、高架化。
1988年06月01日 線路名称改正により予讃線に改称。
1990年11月21日 伊予北条〜伊予市間が電化。
1992年07月23日 観音寺〜新居浜間、今治〜伊予北条間が電化。
1993年03月18日 新居浜〜今治間が電化。
2001年05月13日 高松駅移転。新駅ビルが完成。0.3km短縮。

 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 より抜粋