金乃湯
去年の9月に、那須の貸別荘に泊まって黒田原にある黒磯の体育館に行く途中、湯治場・金乃湯という看板がでていたので気になっていました。そして、ここの感想ですが、建物に着いて絶句です。 温泉施設の隣に宿泊の建物が並んでいる姿は、なんて表現したらよいやら、まるで昭和時代の湯治場のような雰囲気です。幸い3連休の初日、用事がないので行ってみることにしました。
ここへの道順を説明するのは、ちょっと難しいです。位置的にはりんどう湖の裏の方で、那須湯本から黒田原駅に行く道に、上記の看板がでています。
ここにたどり着くと、猫のお出迎えです。10匹近くいるでしょうか?
それで、このような建物を見て、娘達が「お父さん、本当に、こんな所に入るの?」といいます。私も、かなり引けています。
ここは新館と旧館があって、旧館の方に来たからです。どうやら娘達は、新館の方に行きたいようです。
しかし、ここで引き返しては、自炊おやじの名折れです。
「ばかもの!! こういうところが、いかにも健康に良く効く温泉なのだ。」と、一喝して玄関を開けました。ところが、料金表はあるのですが、受付の人はいません。それよりは、受付はあるのですが、その部屋は使わられている形跡がないのです。
そんなところを、暫く、ボーと見ていましたが、しょうがないので休憩している人に聞くと、「受付は前の建物で行う。」ということでした。
お風呂には砂時計が置いてあります。天井では、蛍光灯ではなく電灯が、うら寂しく灯っています。湯治場には、電灯が似合います。
そして、脱衣所には破れかかった入浴心得が貼ってあり、そのうえ、休憩所の隣には、給湯所それとも自炊場? ・・・・・ なんともはや、湯治場に来たということが全体から実感できます。
湯治場と名乗っているだけあってお湯は、素晴らしいものです。 すぐに体が暖かくなり、しかも、お風呂から出ても、なかなか体が冷めないのです。これですと神経痛等の効能が抜群だと思います。
その上、毎日、お湯を取り替えているようで、お湯が、まだ湯船一杯になっていません。壁越しに聞こえてくる声からも、そのような事を言っていました。
なにしろ、このようなところに小学生がくるのが珍しいようで、娘達は、ずーーーと話しかけられ、それが壁越しに聞こえてくるのです。
ところで、新館というくらいですから、立派な建物(旅館)で立派なフロントを想像していたのですが、こちらも、それなりの建物でした。フロントさえありません。
入ってみると、宿の人はいなく宿泊客2人が雑談しています。ちょっと声をかけて、湯船を覗かせてもらい、雑談の輪に入ります。お二人とも長期に滞在しているようです。
お湯が旧館と違い透明なので、そのことを聞くと、源泉は一緒ですが、なぜか時々透明になるようです。
それも男湯がなったり、女湯がなったり、まちまちのようです。今日、透明になったのは男湯だけで、女湯は透明じゃないそうです。
ここは新館を含め、はっきり言って一般の人向けではありません。 それどころか、一泊の宿泊が可能かも不明です。
なにしろ、1泊3食(1泊2食ではない。)で4、500円、これに冬季は暖房代が500円プラスされるだけですから。
駐車場有り平成14年1月12日 入浴
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