副題:秘湯を巡る会例会に参加する。
97年の湯俣温泉(97/7/11,12)、98年の本沢温泉(98/9/19,20)に続3回目の秘湯巡りである。
秘湯を巡る会といってもメンバーは依然として3名である。
今回の秘湯は、栃木県奥鬼怒温泉郷の一軒宿である日光沢温泉と決まった。
いつものように会長のワゴン車で、東北自動車道を走る。
鬼怒川温泉から川俣温泉を経て女夫淵温泉に着く。
車で入るのはここまで、これより先は歩くしかない。
先ずは女夫淵温泉で一風呂浴びる。
鬼怒川渓谷内に大小12個の岩風呂があり、目の前を雪解けの激流が走る。
新緑の中、谷川の流れと鳥の囀りを聞きながら温泉に浸り、
平成4年の同じ頃、一人入った黒部峡谷鐘釣温泉の露天風呂を思い出した。
入浴後、腹ごしらえをして、日光沢温泉に向けて出発。
約1時間40分を要すると見込む。秘湯は単に温泉を楽しむだけではなくて、
その前に必ず歩かなければ利用できないところがよい。
手前の八丁ノ湯までは数年前歩いたことがあるコース。
林道から吊り橋を渡ると山道となる。
谷川では護岸工事中で騒音が五月蝿い。
川を避けて高巻き道となり階段や手すりが設けられた山腹の小径を進む。
途中、石楠花の一群に出会いシャッターを切った。
山を出て、林の中を歩き八丁ノ湯を過ぎると加仁湯となる。
加仁湯は山中の一軒宿には相応しくない立派な4,5階(?)建ての旅館か。
昔の面影がないと同行のS氏が嘆く。
さらに渓谷を遡ると木造山小屋風の日光沢温泉に着いた。
早速、温泉で汗を流した。
夕食後、同行の若い二人には悪かったが、
早めに床に入り、日頃の寝不足を補った。
朝風呂に入り、朝食後、鬼怒沼湿原を目指して登山開始。
宿のご主人から、
今年は未だ雪が多く無理しないようにとアドヴァイスされた。
湿原といっても2,000mを超え、日本一の高さにあるという。
天候も良く、鳥の声に励まされながら順調に上る。
オロオソロシの滝展望台を過ぎると残雪が現れだした。
日光白根山が見える休憩所先からは雪が深くなり雪上を歩く始末。
登山道は雪の下1mである。
深い林の中に入り少ない目印を探しながら進むも雪の原生林で道を失う。
他のパーティと一緒に懸命にルートを探して、ようやく林を抜けて湿原に飛び出した。
湿原は雪の下 鬼怒沼湿原は未だ一面雪の原。
僅かに地面が所々で顔を出している状態。
期待した高山植物は雪の下で芽吹いてもいない様子。
ようやく春が訪れたといったところだろう。
それでも雪の上を歩き回り、燧岳や日光白根山の展望を楽しんだ。
下山は専ら上り時の足跡を頼りに雪の上を滑るように下る。
雪の原生林を抜け出して、登山道に辿り着いた時はホッとした。
若い二人は山小屋情報で残雪に備えた長靴姿。
雪の中では結構功を奏したが、長靴登山は聞いたことがない。
山から下りてくると日光沢温泉手前で渓谷を渡り、
ヒナタオソロシの滝展望台を往復する。
この滝展望台への道は、群馬県の丸沼へと続いている。
谷川で昼食後、再度、日光沢温泉で入浴し疲れを癒して帰途に就き、女夫淵温泉に下った。
途中、縞蛇がお出ましになり我々一行を見送ってくれた。
小生は水割り用にペットボトルに清水を汲みザックに背負い土産とした。
両君には、今回もお世話様でした。また誘って下さい。
(2000/6/2)
●日時 2000/5/27-28
●天候 晴れ
●費用 13,600円
●資料 昭文社「山と高原地図13
日光 奥鬼怒・奥日光」99年版
「通過時間等」
自宅7:00=草加市7:50=鬼怒川温泉10:05=栗山村家康の里11:00=女夫淵温泉11:35/13:25
→八丁ノ湯14:50→加仁湯15:00→日光沢温泉15:15
日光沢温泉7:05→ヒナタオソロシの滝展望台分岐7:15→オロオソロシの滝展望台7:40→休憩所8:10→鬼怒沼湿原9:20/10:25
→休憩所11:00→オロオソロシの滝展望台11:25→ヒナタオソロシの滝展望台分岐11:45→ヒナタオソロシの滝展望台12:00/12:10
→昼食12:20/12:40→日光沢温泉12:50/13:40→女夫淵温泉15:15/15:50
=竜王峡・夕食17:15/17:50=草加市20:30=自宅21:30
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