4年越しで入湯した三斗小屋温泉
秘湯を巡る会・三斗小屋温泉ハイキング記録那須三斗小屋温泉に宿泊して秘湯を楽しんだ。
4年前の夏(98/8/1)、茶臼岳に登った勢いで三斗小屋まで足を延ばしたことがあったが、
温泉に入ることはできなかった。今年の会の行き先が三斗小屋温泉と聞いて、
念願の那須の山の湯を味わえると期待した。
一日目
我が会、今年は参加者が6名と一挙に倍増した。
会長自らの案内で、行き掛けに那須高尾温泉で一風呂浴びた。那須山中の旅館が焼けて露天風呂だけが残ったという。
蓮華ツツジが満開の中、先客に混じって無料の温泉を戴いた。三斗小屋温泉は茶臼岳の裏側に位置する。
我々は沼原湿原からのルートを採った。
数あるコース中から上下の少ない登山道を選んだ。
小生の膝を心配してくれたのだ。登山口付近の湿原を散策し、座禅草や黒サンショウウオの卵を観察した。
アケビ形の卵が固まり池沼に浮いていた。小屋まで2時間30分を要した。
歩きやすい山道であったが、途中一カ所急登があり結構難儀した。
しかしベテランHさんには翌日記憶になかった程度の上り坂であったという。一旦谷に下る坂も急であった。
Sさんは足が釣ってしまったが直ぐ回復した。
谷には雪が残り、周囲の木々も芽吹いたばかりで、那須の高山は未だ初春状態であった。猩々袴が群生している先で、突然茶臼岳が姿を現した。
蒸気を吹き上げる火山の異様な岩塊をしっかりとカメラに収めた。温泉には二軒の旅館があり、大黒屋に投宿した。
早速入湯したが、二つある風呂に大分温度差があって、温い岩風呂には出るに出られなかった。元気なUさんはザックを下ろした後、ジョギングに茶臼岳を往復した。
二日目
夜中に降った雨も上がり、7時過ぎには朝風呂、朝食を済ませて下山準備が整った。
下りは三斗小屋宿跡から麦飯坂コースである。
橋が台風で流されたとの情報があったが旅館で通過可能を確かめた。
約1時間下り続け、三斗小屋宿跡に到着。
江戸期に会津中街道の宿場が開かれ、戊辰戦争では激戦地となり焼け落ちたという。
昭和30年頃廃村になった深山の宿跡は侘びしさのみが漂い何故か空しさを感じてしまった。
仮橋の架かる谷川を渡ると麦飯坂に掛かり、熊出没地の注意書きを見た。
葛籠折れが延々と続く。江戸出府の会津の殿様も上がったという坂で、
若いHさん達は元気に先を進み、
ゆっくりペースの高年メンバーを峠で待って呉れていた。登山口は直ぐで、再び沼原湿原を一周した。
小生夕方に用事があり、板室温泉まで送って貰いバスで黒磯駅に出て帰京した。
一行は塩原温泉周辺で更に露天風呂巡りをしたと後日聞いた。
箒川沿いの岩風呂群は小生も狙っていたので残念。夏休みに訪ねてみようと思う。
会員の皆さん有り難うございました。
お陰様で、半年ぶりの山歩きでしたが、
膝も支障なく三斗小屋温泉を往復できました。来年もよろしくお願いします。
(2002/6/9 K.K. 262/300)
◇日時 2002/5/24,25
◇天候 晴れ/曇り
◇宿泊費等 14,600円
◇資料 山と渓谷社「山と高原地図12 那須・塩原」1998年版「通過時間等」
[第一日]
自宅7:15ーJR赤羽駅8:04ー同久喜駅8:40/9:00ー高尾温泉11:20/12:10ー沼原駐車場(昼食)12:40/13:10=沼原湿原13:20/13:40=日の出平分岐手前14:05/14:15=牛ヶ首分岐15:05=御沢橋15:30=沼原分岐15:45=三斗小屋温泉16:05
[第二日]三斗小屋温泉7:20=湯川橋8:05=三斗小屋宿跡8:15/8:25=麦飯坂下8:45=麦飯坂上9:40/9:50=沼原湿原入口9:55=沼原駐車場10:25/10:35ー板室温泉バス停11:01ーJR黒磯駅11:55ー自宅15:50
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