翌 日

山の朝は早いものです。

全員、6時前に起き、各々、お風呂に浸かってゆっくりしています。
私&HY氏は、お風呂の他に、宿からおよそ20分ほどのところにある噴気孔に行ってみました。
 

朝食後、7時に出発です。
帰り道は三斗小屋宿跡経由です。

このコースは、途中の沢にかかっている橋が
落ちているので通れないかも知れないと危ぶんでいました。

大黒屋の人の話によると、最近復活したということで、前夜、急遽決まりました。

温泉宿からの出だしは下りで、しかも、地面はあまり濡れていません。

SJ氏以外の全員が目覚めた、夜中のすごい雨音が嘘のようです。
あれは、夢か?幻か?あの雨の音は、なんだったんだと、狐につままれた感じがします。

七曲がりと呼ばれる急坂を足取り軽く降りていきます。

途中に木の橋があってもなんのその、思わずスキップをし
鼻歌が出るくらい快調に下っていきます。


 

長い間、沢に橋がなく、あまり人が通っていないと思われるわりには、
道はしっかりしています。

さすが会津中街道の道だ。・・・・と心が弾みます。

一時間ほど歩くと、「この先、バイク乗り入れ禁止」の注意書きが。
はぁ〜?、こんなところにまでバイクを乗り入れるなんて、日本人のモラルが問われる。

だいたい、どこからバイクが入ってくるのだろう?
・・・・と思いつつ先を見ると沢に橋が架かっています。

最近、復活した橋にしては古い。
これは、増水で落ちた橋ではないと思いながら渡ると、軽の4WDの車があるではないですか。
 
そして、その先を見ると車の轍が。
 どうやら、板室温泉、深山ダムに通じている林道のようです。

そうすると先ほどのバイク乗り入れ禁止の注意書きも何となく納得です。
数分で白湯山神社、そして、三斗小屋宿跡です。

ここは、ちょっとした広場になっていて、分教場跡の立て札、常夜灯等があります。

ここから、その先、平成の年号が刻まれた墓のある墓場を通過して、
しばらく行くと深山ダムへの林道ともお別れです。

昔の石の道しるべもあります。
 


 

さて、ここから麦飯坂という急の上りです。
しかも、熊注意の注意書きがあります。

ちょっと、恐ろしく皆に離れないようについていこうと思います。
しかし、HP用の写真を撮るために、どうしても遅れます。

林道からすぐに湯川という大きな沢があり、そこにかかる橋は、杉の丸太を束ねたものです。
ここが例の増水で壊れた橋があったところのようです。
橋が無惨な姿をさらしています。

この麦飯坂は、昔の会津中街道です。
そのためか、ところどころ、沢で道が崩れたところがあるにしても、道はしっかりしています。

そして、ここが昔の街道であった証拠に天保年間の年号が刻まれた石仏がありました。

急な坂の登りは、峠への頂上が見えているようでなかなか頂上に着きません。
これは、昔、自転車でサイクリングした経験から分かっていることです。

それで、何回かもう少しで頂上かと騙されながら、疲れを癒しつつ花の写真を撮ります。

約1時間で登り切り、沼原湿原に到着です。










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